旬の彩を織りまぜ、目と舌を楽しませてくれる和菓子とフランス菓子。2016年10月5日(水) 、代官山 蔦屋書店にて、そんな和菓子とフランス菓子の名職人がトークイベントに出演します。

このトークは、和菓子の作品集『IKKOAN 一幸庵72の季節のかたち』の新装復刊を記念して開催されるもの。

『IKKOAN 一幸庵72の季節のかたち』青幻舎 4,500円(税抜)

登壇者は、東京・小石川にある和菓子の名店〈一幸庵〉の店主、水上力さんと、パリに4店舗、日本に6店舗をかまえる〈パティスリー・サダハル・アオキ・パリ〉のパティシエ、青木定治さん。

水上さんはお店を営むかたわら、国内外での講演や有名パティスリーメゾンとのコラボレーションも行い、和菓子を世界に発信してきたのだそう。

水上さんと青木さんもコラボレーションした経験があり、青木さんは水上さんのところで小豆の炊き方を学んだこともあるのだとか。

トークでは、作品集に収録されている和菓子の話はもちろん、ふたりのお菓子に対する取組みや考え方、和菓子の未来、青木さんのパリでの日々など幅広いテーマで語ります。

日本には、立春や夏至、秋分などの24節気をさらに細かく分けた七十二候(しちじゅうにこう)という季節のとらえ方があるそうです。作品集『IKKOAN 一幸庵72の季節のかたち』は、その七十二候を表現した、72の和菓子を収めた本。

たとえば第43候(9月8日頃)の草露白(くさのつゆしろし) という名のお菓子では、秋の草花の3色を表す紫白緑のこなし(こしあんと小麦粉を原料にした生地)で餡を包み、秋らしいはかなげな色合いを表現しています。

こちらは第52候(10月23日頃)、霜始降(しもはじめてふる)というお菓子。 橙色と白のこなしを合わせ、柿らしい四角い形にこしあんを巻いています。

こんなにきれいで、味にも定評がある一幸庵の和菓子。今回のトークイベントには、参加特典として『IKKOAN 一幸庵 72の季節のかたち』に収録されている七十二候をテーマにした和菓子のお土産もついています。これはうれしいですね!

この本を手がけたクリエイティブチームのひとり、南木隆助さんは、一幸庵のお菓子を食べて育ったのだそう。南木さんは、水上さんが当時後継者不足の問題を憂えていたという話を聞き、この本のオリジナル版を企画。出版費用の一部をクライドファンディングで集め、出版までこぎつけたそうです。

トークイベントの申し込みは、店頭または電話、ホームページから。詳しくは、公式サイトをチェックしてみてください!

information

トークイベント〈IKKOAN 一幸庵72の季節のかたち〉

日時:2016年10月5日(水)

出演:水上力、青木定治

会場:蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース

参加条件:代官山 蔦屋書店 1号館1階レジカウンターでイベント参加券(税込2,000円)または書籍セット(税込6,360円)をご購入の方

申し込み方法:店頭(1号館1階人文フロアレジカウンター)/電話 03-3770-2525

住所:東京都渋谷区猿楽町17-5

Web:代官山 蔦屋書店

information

作品集『IKKOAN 一幸庵 72の季節のかたち』

著者:水上力、南木隆助、川腰和徳

判型:220mm×220mm 上製

総頁:194頁

定価:4,500円(税抜)

発行所:青幻舎

発行:2016年7月

Web:IKKOAN 一幸庵 72の季節のかたち

writer profile

Yu Miyakoshi

宮越裕生

みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。