富山県射水市にある「ユニコネルモンド」は、古い酒蔵をリノベーションしたレストラン。扉をあけると、そこはまるで隠れ家のような佇まい。明治時代にタイムスリップしたかのようなムーディな空間でくつろぎながら、イタリアンをいただくことができるんですよ。
富山県射水市にある、あいの風とやま鉄道・小杉駅から徒歩10分。旧北陸道の面影が残る古い町並みのなかに、明治大正時代の建造物が多く残る一郭があります。
この町並みの中で酒造屋を営む森永醸治さんは「先祖から受け継いできた歴史資源を活かして、まちの活性化を計りたい」という思いから、20年前からまちづくりに関する取り組みを行ってきました。
「イベント時だけではなく、いつでも気軽に多くの人が訪れる場を作りたい」と、明治期に建てられた自宅の土蔵を活用し、2012年6月にギャラリーを併設したイタリアンレストラン「ユニコネルモンド」をオープンしました。
玄関を抜け長い廊下を進んでいくと、中庭の向こうに土蔵造りの酒蔵が見えてきます。白い漆喰と太い梁が、歴史情緒を醸し出しています。所々にアート作品が飾られ、まるで建物全体がギャラリーのよう。実際に、広い敷地のさまざまなエリアで、作家さんの展示会や音楽会、また漆喰の壁塗りワークショップを行ったりしているそうですよ。

ランチは、セットメニューから選べます。「モンドセット」(1650円)は、パスタかピザから選ぶメインに、前菜、サラダ、デザートとドリンクが付きます。旬の地元食材を使った工夫を凝らした料理の数々、季節によってさまざまなメニューが楽しめますよ。


酒蔵のさまざまな場所をレストランスペースにしているので、同じ店内でも、部屋によって違った雰囲気を味わえます。
明治時代にタイムスリップしたかのような、レトロな空間を楽しめるテーブル席に、酒瓶がずらりと並ぶカウンター席もおすすめです。2階には大人数でゆったりできる座敷もあるんですよ。

時期によってさまざまなイベントやワークショップを開催している「ユニコネルモンド」。オーナーの森永さんの、町を元気にしたいという純粋な想いが詰まった空間に、ジャンルの枠を越えて多くの人々が訪れています。
食、建物、ギャラリーと、五感を使って空間を楽しめる「ユニコネルモンド」、ぜひ訪れてみてくださいね。