JR仙台駅構内にこの春オープンした「仙臺驛日本酒バル ぷらっと」は、宮城にある25の蔵元の地酒が楽しめるお店。カフェのようにナチュラルな雰囲気の中で、昼夜問わず気軽に日本酒を飲み比べできると話題です。
JR仙台駅1階、みやげ店や飲食店が並ぶグルメストリート「Dila仙台」の一角に「仙臺驛日本酒バル ぷらっと」があります。
こちらは、松島にある酒店が運営する日本酒バル。「宮城の地酒と食を応援する」ことをコンセプトに、2016年4月にオープンしました。宮城県内にある25ヵ所の蔵元の日本酒を、1杯260円から味わうことができます。
店内は、アイボリーと木目調で統一されたナチュラルな空間。2〜4人掛けのテーブル席、カウンター席がそれぞれ10席ほど並びます。カフェのような居心地のよさから、ひとりで訪れる女性客も多いそう。
人気メニューは、日本酒3種類、日替わりのおつまみ3種類がセットになった「飲み比べおつまみセット」。お酒は25蔵の地酒から自由に3つ選ぶことができます。日ごろ日本酒に馴染みのない人でも、味や香りの好みを伝えると、店員さんがおすすめを提案してくれます。

この日は店長・佐々木さんおすすめの3種類をいただきました。「浦霞 純米夏酒」は、爽やかな香りですっきりした飲み口。「蔵王 インスピレーション」は、ほんのり甘くまろやかな味わい。「日輪田 ひまわり」は麹の甘さを感じます。それぞれに個性が際立ち、味や香りの違いを存分に楽しめます。
宮城の食材をメインに使ったおつまみをお供に、どんどん杯が進みそう。友人と訪れたら違うお酒を選んで、一緒に飲み比べながら盛り上がるのも楽しいですよ。

日本酒は同じ銘柄でも、出荷される季節によって味が異なります。8月は、醸造された昨秋から今年5月頃まで寝かせた、まろやかな「夏酒」の時期。9月はさらに夏まで寝かせ甘さを増した「ひやおろし」、10月にはきりりとフレッシュな味わいの「新酒」が登場します。日本酒から季節を感じるのも粋ですね。
ほかにも、食事を楽しみたい時にぴったりのアラカルトも充実。フレンチ出身のシェフが作る、和から洋まで約30種類の創作メニューがそろいます。
「三陸魚貝のアヒージョ」は、ソースの隠し味に自家製塩辛を使用し、和の要素をプラスした一品。エビやエリンギなどの具材の出汁とあいまって、日本酒の旨みがいっそう引き立ちます。
お酒の単品メニューでは、酒店直営ならではのめずらしい日本酒に出会えることも。究極の甘口と言われる、限定販売の純米吟醸原酒「勝山 M」は、まるで芳醇なデザートワインのように、華やかな香りと甘みが広がります。
希少なお酒もそろうので、気になる銘柄は自分へのごほうびや旅の記念に味わってみてくださいね。
昼間にはランチメニューも提供しています。お肉の旨みをたっぷり味わえる「ローストビーフ丼」をはじめ、丼ものやオムライスなど6種類をラインアップ。食事だけの注文でも、お酒を合わせてももちろんOKです。

米どころ宮城の多彩な日本酒が味わえる「仙臺驛日本酒バル ぷらっと」。ふだんあまり日本酒を飲まない人も、1杯から気兼ねなく楽しむことができますよ。観光の合間や新幹線の待ち時間など、仙台駅を利用する際には気軽に立ち寄ってみてはいかが?