「CAMELBACK sandwich & espresso(キャメルバックサンドイッチ&エスプレッソ)」は、元寿司職人とバリスタの二人が共同で経営しているお店。こちらでしか味わえないだし巻き玉子のサンドイッチや塩キャラメルラテが人気で、ファンを増やしています。
東京メトロ代々木公園駅から徒歩約6分。昔ながらの魚屋さんやお米屋さんが営業し、ゆるやかな時間が流れている神山町の商店街に「CAMELBACK sandwich & espresso」はあります。

こちらのお店は、日本とアメリカで寿司職人として修行していた成瀬隼人さんが作るサンドイッチと、有名カフェでバリスタとして活躍していた鈴木啓太郎さんが淹れるエスプレッソのテイクアウト専門店。
二人は高校時代からの友人で、自分のお店を立ち上げようとしたタイミングがちょうどいっしょだったことから、共同で開業することに。これまで培ってきた経験をもとに、お客さんに喜んでもらえる味をそれぞれが追求しています。
成瀬さんは日本人の味覚や寿司職人の仕事の繊細さをサンドイッチで表現できないかと、サンドイッチの本場アメリカで寿司の修行していたときから考えていました。

「寿司もサンドイッチも、お米やパンといった主食をいかにおいしく食べられるように仕上げるかが重要。和と洋の料理としてジャンルは別でも、その根本的な考えは同じなんです」と成瀬さんは言います。
パンは毎朝、参宮橋「タルイベーカリー」、代々木八幡「365日」、代々木上原「カタネベーカリー」の3軒の人気パン屋さんをまわって、焼きたてを仕入れています。

「タルイベーカリー」の全粒粉を配合した酸味のあるバゲットにはブリーチーズ、リンゴ、蜂蜜、「365日」の小麦の甘味が感じられるバゲットには自家製ラムベーコン、ドライトマト、パクチーなどと、シンプルにバランスよく組み合わせます。

とくに、こちらのお店ならではの組み合わせは、「カタネベーカリー」のバゲットにパルマ産生ハム、大葉、ゆずとバターの香り。パリッとかじると生ハムの濃厚な風味が大葉とゆずの爽やかな香りに引き立てられ、バゲットの皮の香ばしさが鼻に抜けます。
「カタネベーカリー」のコッぺパンを使った「すしやの玉子サンド」も、こちらでしか楽しめない味と人気。北海道産小麦と三重県産もち小麦がブレンドされたもちもちパンと、あっさり風味のまぐろだしを入れたふわとろ玉子焼きが相性よく、コッぺパンと玉子の甘味が後を引きます。
バリスタの鈴木さんが淹れるエスプレッソは、深めに焙煎したブラジル産の豆を使用。その日の気温や湿度によって抽出するお湯の温度や時間を変えるなど、一杯一杯の味を突き詰め、納得できるものだけを提供しています。

人気の「塩キャラメルラテ」を淹れていただくと、豆の量を多めに使っているというだけあって、濃厚な口あたりでまろやか。苦味の少ないやわらかな味わいで、芳しい後味が残ります。
「ご注文いただいたものは、お客さんにとって食後の一杯なのか息抜きの一杯なのかを考え、一日のなかの時間帯によっても味を調節しています」と鈴木さん。

二人のサンドイッチとエスプレッソからは、味に対して真摯に向き合う熱い思いが伝わってきます。だから、たくさんの人々から支持されているのですね。ぜひテイクアウトして、近くの代々木公園などで味わってみてはいかがでしょう。