「銀河鉄道の夜」などの作品で知られる宮沢賢治のふるさと・岩手県花巻市では、宮沢賢治生誕120年を記念した様々なイベントが開催されています。なかでも期間限定のライトアップは、イーハトーブの自然と光が織りなす幻想的な世界を体験できると大人気なんです。
JR新花巻駅より車でおよそ5分。賢治も度々訪れたという胡四王山(こしおうざん)の麓に「宮沢賢治童話村」はあります。
森に囲まれた広々とした敷地には、映像や音で童話の世界を表現したメイン施設「賢治の学校」や、童話に登場する星や動物をテーマにしたログハウス展示館「賢治の教室」があり、五感を通して宮沢賢治の作品の魅力や世界観を学べます。また山野草園、散策道も整備され、賢治が愛した花巻の自然と触れ合うこともできます。
今もなお人々を魅了し続ける作品を多く残した宮沢賢治。その生誕120年という節目にあたる今年、童話村では『どんぐりと山猫』や『銀河鉄道の夜』などの童話をモチーフにしたライトアップが期間限定で行われています。
ステンドグラスと偏光フィルターを使い、森の中へと映し出される色とりどりの光。本当に童話の世界に入り込んでしまったかのように幻想的で、ずっと見ていたくなる美しさです。

ライトアップは18:30からスタート(季節によって多少前後します)。2016年10月23日(日)までの期間限定です。指定日のみの開催なので、スケジュールをチェック!


せっかく花巻に来たからには賢治の世界観をもっと満喫したい。そんな時は『注文の多い料理店』をイメージした喫茶店「林風舎(りんぷうしゃ)」で、ティータイムはいかがですか?
1階は、宮沢賢治やその作品をモチーフにしたオリジナルグッズを中心に取り扱う雑貨屋さん。2階が喫茶室になっています。イギリスのアンティーク家具に囲まれた室内は、ねじ巻き時計の音が心地よく響き、ゆったりとした時間が流れています。
おすすめは、県産米粉を100%使用したロールケーキとオリジナルブレンドコーヒーのセット。口どけの優しい生クリームがたっぷり巻かれたロールケーキはしっとり、ふわふわ。甘酸っぱいフランボワーズと香ばしいアーモンドをトッピングし、バニラソースを添えていただきます。

毎週日曜の午後にはピアノの演奏会を開催。美しいピアノ音色を聴きながら、優雅な時間を過ごすのもいいですね。

宮沢賢治が心象世界の中に描いた理想郷「イーハトーブ」のモデルでもある花巻には、ほかにも賢治や作品にゆかりのある場所がたくさん。生誕120年のイベントがクライマックスを迎えるこの秋、イーハトーブの風景を見つける旅に出ませんか?