酉年の2017年が明けたが今年はどんなスターが生まれるのか。モデル界ではリリー・ローズ・デップやケンダル・ジェンナーなどの女子2世セレブに続き、俳優ダニエル・デイ=ルイスの息子ガブリエル・ケインや元祖スーパーモデルのシンディ・クロフォードの息子プレスリー・ガーバーなどの男子2世セレブが注目されているが、絶好調のドラマ界やアメコミ・ヒーロー映画の人気が根強い映画界では誰が来そうか。気になるのはこんな俳優陣だ。

 まずは英国男子ダン・スティーヴンス(34)。人気海外ドラマ『ダウントン・アビー』のマシュー・クローリー役で注目されたが、シーズン3で潔く降板。ダイエットを頑張り、2014年のサスペンス映画『ザ・ゲスト』では贅肉を落としてマッチョマンになっていた。だが大ブレイクまでには今一歩。今年はエマ・ワトソンの相手役(顔は大半がCGで、生のダンはあまり拝めないかもしれないが)を務める『美女と野獣』実写版が公開だ。主役を演じる『X-MEN』シリーズ初のテレビドラマ『レギオン』の放送も始まるので、ブレイクする舞台は整ったと言えよう。

 女優ではアレクサンドラ・ダダリオ。今年の3月で31歳になるが、女子大生どころか女子高生も演じられそうなピチピチ感で、「世界で最も美しい顔100人」の常連だ。だがなぜか大ブレイクという感じはなく、主演映画に恵まれていない。既に海外ドラマ『TRUE DETECTIVE/二人の刑事』でヌードを披露しているが、今年は赤い水着がトレードマークの水難監視救助隊を描く人気海外ドラマ『ベイウォッチ』映画版で、グラマラスなナイスボディを披露してくれるはず。ここら辺で人気を加速させたいところだ。

 若手ではイギリス出身の俳優トム・ホランド(20)の当たり年になりそうだ。スマトラ島沖地震の津波から奇跡的に生還した家族を描いた『インポッシブル』(13)で長編映画デビューして以来、順調にキャリアを重ねてきたトムは、新スパイダーマンに大抜擢。今年、第1弾『スパイダーマン:ホームカミング』が公開になり、知名度が上がることは確実だ。続編の制作も決まっている上に、今度のスパイダーマンはアベンジャーズ入りしているため、2018年公開予定の『アベンジャーズ』シリーズ第3弾にも出演が噂されている。

 再ブレイクを期待できそうなのはメル・ギブソン(61)だろうか。『マッドマックス』、『リーサル・ウェポン』、『ブレイブハート』…と代表作多数の売れっ子俳優だったのに、2006年の反ユダヤ発言でユダヤ系の業界人が多いハリウッドから干される羽目に。ジョディ・フォスターやロバート・ダウニー・Jrのバックアップがあり、シルヴェスター・スタローンと『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』(14)で共演しても、イマイチ、パッとせずに終わった。しかし今年は太平洋戦争の沖縄戦に従軍した米兵を描く実話ベースの『ハクソー・リッジ(原題)』で、ゴールデン・グローブ賞の作品賞と監督賞にノミネートされるという快挙! メルにとって遂に追い風が吹きそうだ。

 女優ではウィノナ・ライダー(45)が完全再起を果たすかも? アカデミー賞にもノミネートされる有望女優だったのに、ジョニー・デップとの婚約解消の影響か、30歳の頃に万引きで逮捕、“プッツン”女優の仲間入りをしてしまった。しかし今のウィノナは違う! 2015年のミニシリーズ『HERO 野望の代償』で好演技を見せ、Netflixの話題の新作ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』でゴールデン・グローブ賞の女優賞にノミネートされた。これを機に映画でも主演女優の座に返り咲いてもらいたいものだ。