女優の酒井法子(45)が22日、都内で、デビュー30周年記念コンサートを行った。単独公演は16年ぶりで、2009年の薬物事件後は初めて。ファン1200人を前にミニスカやヘソ出し衣装で「マンモスうれピー!!」「よろピクピク〜!!」とハイテンションで“のりピー語”をさく裂。「碧いうさぎ」など31曲を届けると、ラストは感涙で締めくくった。

 薬物事件を起こし、離婚を経験しても、“アイドルのりピー”は健在だった。膝上20センチのミニスカートで登場すると、1987年2月5日発売のデビュー曲「男のコになりたい」をまずは熱唱。「緊張します。16年ぶりですよ。今日はお祭り。皆さん、踊らされちゃってください。よろピクピク〜!!」と観客をあおり、大歓声を浴びた。

 覚せい剤取締法違反で有罪判決を受け、12年11月に芸能活動を再開後、初となる単独ライブ。ファンの前で事件に直接触れることはなかったが「皆さんが酒井をステージに帰してあげようと思ってくれて、こういう日を迎えることができました。ただいま!!幸せ者だなぁ」と感情をたかぶらせた。

 前日に発売したベストアルバム「The Best Exhibition」と同様に、ファン投票で選ばれた30曲に、「明日へつづくラストシーン」を加えて披露。歌い終えると、感極まって涙があふれ出した。

 中国での人気の高さを示すように、中国人ファンも多数来場。中国でもネット中継され、100万人以上が視聴したという。

 一方で、日本では事件後、芸能ニュースとして取り上げられる以外、民放キー局に出演できておらず、いまだ影響は残る。

 終演後の会見では、「人生の半分以上芸能界にいて、事件もあり、いろんなことがありましたが、また歌えることは奇跡みたい」と30年を総括。「今年は中国でコマーシャルが流れたり、1つ1つ解禁になってきてるので、いただいたお話を大事にしたいと思います」と山あり谷ありで迎えた節目に、決意を新たにしていた。