ミュージシャンのASKA(58)=本名・宮崎重明=の母・宮崎エイコさんが死去したことが13日、分かった。この日、福岡県大野城市で葬儀が執り行われ、ASKAも参列。喪主はエイコさんの夫でASKAの父・克己さんが務めた。

 ASKAは昨年7月24日に「母」と題したブログを公開し、「時間はそれほど多くはない」などとエイコさんとの別れを覚悟する思いをつづっていた。身体を壊したエイコさんから「もう十分生きたからさっさと逝くね」と告げられていたことも明かした。

 エイコさんからは、「一ヶ月に一度は帰ってらっしゃい」と言われていたといい、「今年に入ってから僕はそれを忠実に守っている」と福岡通いの日々を記した。また、自身の子供時代、厳しかったエイコさんとの思い出にも言及。台所に置かれていた五円玉を盗んで駄菓子屋に行き、遊んで帰ってきたら、「母は玄関に仁王立ちになって僕の頬を打った」と振り返り、「あの頃の強い母はもういない」と寂しさをにじませた。

 さらに「小さくなった母の手を引き 母の歩幅に合わせて歩く 間もなくそれもできなくなるだろう」と、別れへの覚悟をしたためていた。

 また、父親から「母さんが元気なうちにオマエの歌う姿を見せてやれ」と言われながら、「約束は果たせるだろうか」と、かつてのように自由に歌うことのできない現状へのもどかしさも吐露していた。