「プロレス・新日本」(22日、広島サンプラザ)

 ケニー・オメガがG1クライマックス優勝で手にした来年1月4日の東京ドーム大会メーンでのIWGPヘビー級王座挑戦の権利証を守った。

 相手はG1で黒星をつけられ、自ら挑戦者に指名したYOSHI−HASHI。オメガは場外ラフファイトで主導権を握ると、セコンドについた盟友ヤングバックスの助太刀もあって、その後はほぼ一方的に攻め続けた。

 だが、YOSHI−HASHIも驚異的な粘りを見せ、終盤にはコーナーに登ったオメガを高角度のパワーボムでたたき落としてバタフライロックで長時間締め上げ、リストクラッチ式ハーフネルソンドライバーのカルマでトドメを刺そうとしたが、オメガが脱出。そこからオメガはヒザ蹴りを連発し、最後は片翼の天使で27分超の死闘にケリをつけた。

 試合後、オメガはG1優勝決定戦で下した相手であり、YOSHI−HASHIのセコンドに付いた後藤洋央紀とリング上で視察戦を展開。ファンに「オレと後藤の試合を見たいか」と問いかけると、前向きな反応が返ってきたため、「じゃあ、やってやろう」と、後藤との次回防衛戦を受諾した。

 インタビューではヤングバックスの喜びを分かち合い、「YOSHI−HASHIにとっては最初のチャンス。25分も戦ってしまった。10分で終わらせるつもりだったのに、よくやったな」と挑戦者の健闘を評価。「このままドームに向かって突き進む。オカダ(カズチカ)と丸藤(正道)が(IWGPヘビー級戦を)やるけど、オレには関係ない。ドームが終われば、オレの価値が上がって、グッズも売れて、ギャラも上がる」と鼻息を荒くした。

 一方の後藤は「(G1優勝決定戦の舞台)両国の屈辱は忘れない。次はオレが行ってやる。オレしかいないだろ」と雪辱と権利証取りへ闘志を燃やした。