西武の新監督候補に球団OBで、中日で1軍作戦兼守備コーチを務める辻発彦氏が22日、急浮上した。潮崎ヘッド兼投手コーチの内部昇格を軸に検討していたが、指導者経験豊富な辻氏を最有力候補に位置づけた。

 辻氏は二塁手としてゴールデングラブ賞を8度受賞し、堅守で西武の黄金時代を支えた。今季低迷の原因について鈴木球団本部長は「投手力を含めた守備」としており、リーグワーストの97失策を数えるチーム再建へうってつけの存在だ。

 辻氏は東京ドームでの巨人戦前に対応し、「まだ何も聞いていない。(就任要請が)来たら考える」と話した。田辺監督は既に今季限りで退任する意向を固めている。辻氏が現役コーチということもあり、就任要請は西武、中日両球団の全日程終了後に行うとみられる。