「新馬戦」(24日、阪神)

 池江厩舎期待の好素材が初陣を迎える。ミスエルテ(牝)が土曜阪神5R(芝1600メートル)にスタンバイ。父は14戦無敗でG1・10勝を挙げた怪物フランケルで、母ミスエーニョも米G1・デルマーデビュータントSの勝ち馬。祖母も米G1馬という良血馬で、池江師は「弾力性がいいですね。母も名牝。(父と母の)両方のいいところを取っていますよ」と絶賛する。

 14日の1週前追い切りでは川田を背に栗東CWで3頭併せを行い、ラスト1F11秒8と力強い末脚で最先着。21日の栗東DPの最終リハも、3頭併せを最後方から追走し、ラスト1F11秒0とシャープに伸びて馬なりで突き抜けた。2週連続で手綱を取った鞍上は「テンションが高くなりやすい馬でそれだけが心配ですが、あとは何も心配はありません。普通に走ってくれれば」と力強い。

 指揮官も「今週の動きもいい。この時期の牝馬にしてはしっかりしていますね」と仕上がりに手応え十分だ。名門が送り出す素質馬が、V発進で大舞台への第一歩を踏み出す。