「ボクシング・日本ライト級タイトルマッチ10回戦」(24日、後楽園ホール)

 前日計量が23日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、初防衛戦に臨む荒川仁人(34)=ワタナベ=は200グラムアンダーの61・0キロ、挑戦者で同級4位の塚田祐介(27)=鉄拳8=は61・1キロで一発でパスした。

 荒川は「今朝、300グラムアンダーだったのでオニギリを食べました。調子いいですね」と万全の状態をアピール。「あとはリカバリーをしっかりして、最高の状態でリングに上がるだけ」と、ドリンクを飲んだ。

 4月に京都で王座を獲得した。「初防衛戦は2度目ですね」というベテラン。記憶力も確かで「東洋太平洋を入れると3度目か。12年2月に三垣君(龍次=M・T)とやっていますね。日本タイトルは10年9月の大村(光矢=三迫)選手でしたね」とキャリアを振り返った。

 挑戦者は182センチと長身だが「僕は183センチの相手とも闘ったことがあるのでそんなに気にならない」と一蹴。「勝つことは前提ですけど、先を見据えた内容にしたい。東洋太平洋、世界を期待できるような試合にしたい」と意気込んだ。

 挑戦者の塚田は昨年12月に高畑里望(ドリーム)に2回TKO負けからの再起戦が、初のタイトル挑戦となった。「失うものは何もないし、やるだけ。これまでで一番いい。これまで強がりで言ったこともあるけど、今度は本当にいい」と、下克上に燃えている。