レスリング男子グレコローマン59キロ級で、リオ五輪銀メダルの太田忍(23)=ALSOK=が13日、都内で行われた日本代表合宿に参加。今夏の世界選手権(パリ)に向けて「世界チャンピオンになることが最大の目標」と新年の抱負を誓った。

 この日は強化計画も発表され、2月にキューバに遠征することが決まり「ラッキー。今練習してるすべてを試したい」と意気込んだ。最大の目的はリオ五輪の決勝で完敗した金メダルのイスマエル・ボレロモリナ(キューバ)との手合わせで、「今世界で勝ててないのはボレロだけ。腕取りが強くて、リオでは自分の組み手ができなかった」と雪辱を誓う。

 グレコ代表で金メダルに最も近い存在だが、昨年12月の全日本選手権決勝では文田健一郎(日体大)に敗れた。練習拠点の日体大で手を合わせることも多い後輩に対し「切磋琢磨(せっさたくま)して、常に意識できるのはいいこと。そんな存在は最近いなかった」と闘志。キューバにも一緒に遠征する予定だが「最終的に(世界の)頂点に立つのは僕だと思ってる」と譲るつもりはない。今夏の世界選手権代表権1枠を懸けて、6月の全日本選抜選手権でガチンコ対決だ。