「ボクシング・ウエルター級8回戦」(13日、後楽園ホール)

 15連続KO勝利の日本新記録を狙った日本同級7位の別府優樹(25)=久留米櫛間=が日本スーパーウエルター級8位のチャールズ・ベラミー(35)=八王子中屋中屋=と三者三様の判定(78−74でベラミー、77−76で別府、76−76)で引き分け、記録を逃した。

 1回、ゴングと同時に勢いよく飛び出した別府はワンツーと左右の大振りフックで主導権をつかみにかかった。2回もガードを固めるベラミーに対し、ガードの上から構わず打ち込んでいく。

 しかし3回からベラミーが左右のボディーーを中心に反撃し、別府の勢いにブレーキをかけた。4回の打ち合いでも優勢に立ち、別府のスタミナを削った。5回にガードの右ストレートを打ち込み回転を上げるものの、打ち疲れたか攻めきれない。終盤は完全にベラミーにペースを握られ、下がりながら手を出すのが精いっぱいだった。

 別府は「畳みかけられず、ずるずる8ラウンドまで行ってしまった。試合が終わった瞬間は正直、負けたと思った。ガードの上から打ち過ぎて(スタミナをロスし)8回までもったのがプラス」と振り返った。3回には右拳も痛めたという。今後は日本王座を目指していく。

 別府についてベラミーは「パンチがあるかもしれないとブロックして分かった。判定には納得していない。絶対に勝っている」と話していた。