「米男子ゴルフ・ソニーOP・第1日」(12日、ワイアラエCC=パー72)

 前週2位で賞金、ポイントともツアーランキング1位の松山英樹(24)=LEXUS=は6バーディー、2ボギーの66、4アンダーで首位と7打差の21位スタートとなった。小平智(27)=Admiral=が7バーディー、2ボギーの65で6人出場している日本人選手最高位の12位につけた。前週優勝のジャスティン・トーマス(米国)が2イーグル、8バーディー、1ボギーとし、米ツアー歴代2位に並ぶ59をマークしてトップに立った。

 強い海風と狭いフェアウエーに苦しみ、松山は過去4度の出場で予選落ち3度、第3ラウンドでのカット1度(72位)と、この大会との相性がよくない。2年ぶりに乗り込んだ今回は大会自己ベストタイの66と、まずまずの滑り出しとなった。

 いつもの進藤キャディーではなく、明徳義塾高と東北福祉大の後輩である早藤将太キャディーを起用。将来のツアープロを夢見て中国で腕を磨く後輩に、表舞台の雰囲気を感じてもらいたいとの狙いだ。バッグを担ぎながら一挙手一投足に熱い視線を送る後輩の前で、ぶざまな姿を見せるわけにはいかない。

 前半はパー3を除く7ホールすべてでフェアウエーをキープ。2番は150ヤードを80センチにつけ、3番は7メートルを決めた。後半は12番でグリーンカラーからの寄せをミスしたものの、バーディー3つはいずれも1メートルほどにつけ、世界屈指のショット力を存分に見せつけた。

 実はスタート前の練習はショットが引っかかり気味で、不安だったという。ただ、ワイアラエにしては風が穏やかだったのが幸いだった。無難に初日を終え、「あまり好きじゃないコースでアンダーで回れた。明日もしっかりと伸ばしていけるよう頑張りたい」と、日焼けした顔にほっとした表情を浮かべた。

 昨年終盤から団体戦を除く6戦で4勝、2位2回の絶好調男の前に立ちはだかるのは、前週に優勝争いで敗れたトーマス。この日は59と恐るべきスコアをたたき出した。ただ松山は「調子が良ければ彼なら出せる。(僕は)2日目もこれくらいのゴルフができれば」とマイペース。第2日は午前8時スタートと早いため「早起きしなきゃ」と、あくまで自分に集中していた。