個人投資家の桐谷広人さんは約30年間、毎晩欠かさず「投資ノート」を付けている。内容は、日々の売買の記録と、優待銘柄のメモだ。売買の記録には、いつ、どの銘柄をいくらで何株買ったか、または売ったかを記入ている。では優待銘柄のメモとは…。今回は、その中身を大公開!

株主優待の新設、拡充、廃止をすべて記入!
特に気になる銘柄には独自の工夫あり

 桐谷さんは毎晩、「株式売買帳」と称する投資ノートを欠かさずつけている。内容は日々の売買記録と、優待銘柄の変更情報だ。変更情報とは、優待の新設、拡充、改悪、廃止のこと。桐谷さんは毎日「適時開示情報」をチェックして、優待の情報を拾い、それをノートに書き写しているのだ。

 その際、オトクだと感じたり、面白い、気になると思った銘柄は黄色で、特に注目度が高い銘柄はオレンジで印をつける。逆に、廃止や改悪といった悪い変更があった銘柄は青色で塗る。

 この情報を元に、桐谷さんは株を買ったり手放したりするが、いくらオトクだと思っても、銘柄に飛びついてすぐ買うことは滅多にない。廃止の場合も然り。即、叩き売ることもない。

 なぜならノートには、銘柄や優待の変更内容だけでなく、発表直前の株価やその時点での利回りなどが記されていて、桐谷さんはその数字を参考に、売買するからだ。優待の変更情報が大引後の発表されたならその日の終値を、場中に発表されたなら、出来る限りその直前の株価とその日終値を併記する徹底ぶりだ。

 ただ、タイミングを狙って保有を続けると、売買自体を忘れてしまいがち。それを避けるために、桐谷さんは注意すべき銘柄にマーカーで印をつけて目立たせているのだ。これなら後から見返した時にパッと目につき、うっかり忘れを防ぎやすい。ノートには、投資歴30年の桐谷さんの知恵が詰まっているのだ。


 今発売中のダイヤモンド・ザイ11月号には、桐谷さんの30年間のノート記入の知恵と工夫からできた別冊付録「株主優待株の必勝管理ノート」が付いている。桐谷さんの優待株選びから買い方、そして売り方も完全掲載。さらにこの先1年間の優待株カレンダーも。各月ごとに桐谷さんが狙う優待株の詳細も大公開されている。ぜひ、桐谷さん監修のノートを使いこなしてほしい。このほか、ザイには「今株で儲ける20の方法」や「上場決定のJR九州株の正しい買い方・売り方」など情報満載だ。ダイヤモンド・ザイ11月号は好評発売中。