■連載/ 

写真だけでは合成写真かと思われるリスクがあるくらい不思議な姿をしたランプ『FLYTE ライト マンハッタン』。もちろん合成写真なんかではなく実物として存在する製品である。LED電球が宙に浮いている仕掛けは磁気によるもの。そして、ケーブルが繋がっていないのに電球が光るのは非接触充電の機構を使って電球に電気を供給しているからである。最大輝度は60ルーメン。寿命は約5万時間(1日6時間の使用で22年間)とのこと。電球が切れた場合は専用のLED電球を購入する必要がある。価格は税抜4万4500円。「 

続いて紹介するのは宙に浮くスピーカー『Mars』。ベースとなる円筒形の本体の上空にいるスピーカーは確かに浮いている。全方位にHiFIサウンドを届ける360度ロータリー再生の機構は、何にも接触していない宙に浮いたスピーカーらしい機構と言える。なお、こちらの『Mars』は先ほどの『FLYTE ライト マンハッタン』と異なり非接触充電には対応していないので、電池残量が低下した際は充電をしてやる必要がある。しかし、この『Mars』が面白いのはまさにその充電の手順。宙に浮いたスピーカーは、電池残量が20%を下回ると、自動的に本体に着陸(?)して充電を開始、その間もスピーカーとしての機能は継続するという秀逸さ。モノでありながら意思を持っているようなその姿はお掃除ロボットを彷彿させるものがある。なお、宙に浮くスピーカー部分(Mars Craftと呼ぶ)は、ワイヤレススピーカーとして独立して使用することができ、外出時に持ち出すことも可能とのこと。底面がマグネットになっているので自転車に取り付けて使用するシーン等を想定しているようだ。こちらの製品、9月10日時点で予約注文とのことだが、発送時期自体は2016年9月となっているので、到着までの期間はそこまで掛からないと思われる。注文は「

『Air Bonsai Basic Set』は名前が示す通り、宙に浮かぶ盆栽である。盆栽の方の内部にマグネットが仕込まれており、「Energy Base」と呼ばれる台座との磁力によって2cm程度浮く仕掛けになっている。日本の伝統とは少し色の異なる印象は受けるが、「Energy Base」の方は伊万里焼であるし、それを包むのは陶磁器を入れる際に使われるウコン布、パッケージは桐の箱と、あくまで日本の伝統にテクノロジーを付加した印象だ。盆栽を宙に浮かすメリットとして挙げられるのは、様々な角度から盆栽を観賞できること。置かれてしまったものは見る角度に制限が生じるが、浮かせてしまえばその制限を取り払うことができる。盆栽らしさが失われる、と嘆く人もいるかもしれないが、盆栽に興味をもってもらう入り口としては悪くないと思う。価格は税込3万240円で「 

『°es Buchhalter』は読みかけの本を引っ掛けることのできる製品。フックであると同時に栞の機能とデザインを備えているので、本を取り上げる動作と続きのページを探して開く動作をオールインワン化している点が特徴だ。本の重量が大きいものだと、自身の重みで自身を痛めつけてしまうことが心配だが、見せる収納も兼ねたデザインは純粋に格好いい。「 

こちらは2003年に設立された日本のスタジオ「MicroWorks」によるモビール。4つの竹とんぼが1セットになっており、空気の流れを感じると揺れたり回転したり、上がったり下がったり、時間の流れが遅くなったかのような不思議な光景をもたらす。竹とんぼを飛ばすように、心棒を掴んで人為的に回転させれば、上昇していく様子も見られる。価格は税抜6400円。「 

散らからないようにするにはモノを床に置かないこと、と言われることがあるが、この『MAHNETIC SOAP HOLDER』は浴室や洗面台でそれを実践する製品。石鹸に取り付けるホルダーを、壁面等に固定するアームの先にある磁石で吸着させる仕組みとなっており、普段は石鹸を浮かしておき、使用するときだけホルダーごと取り外して使う。使用するうちに石鹸置きに溶け出すヌルヌルがどうしても気になるという人には一度試してもらいたい製品だ。価格は税抜858円。楽天市場にて販売されている。

text/Wataru KOUCHI

趣味は合唱、読書、語学、旅行、美術館巡り、雑貨屋探索etc...日本、海外の雑貨やガジェット、デザインコンセプトの中から思わず「それ、いただき!」と言ってしまうモノ達を紹介するライター。

■連載/コウチワタルのMONO ZAKKA探訪