日本中が好景気に沸き、男性も女性も競うようにブランド物のファッションを身にまとうなど、華やかなイメージのあるバブル時代。そんな時代に購入された「お宝」たちの行方が気にならないだろうか。ブランド品販売・質預り・買取りの「大黒屋」は、バブル時代を謳歌した女性500名のタンスに眠る、「バブルのお宝」の実態を調査した。今回、「バブルのお宝」の定義は、「『バブル時代』に自身で購入したもの、またはもらったアクセサリーや腕時計などの貴重品のうち、現在自宅にあるもの」とした。

■「もらったもの」のTOP3はアクセサリー、バッグ、スカーフ

はじめに、バブル世代の女性たちに「もらったバブルのお宝」の内訳を聞くと、結果は1位「アクセサリー」(50%)、2位「バッグ」(33%)、3位「スカーフ、ストール」(22%)となった。

当時のエピソードを聞くと、「付き合っていた彼氏が欲しいものをなんでも買ってくれた」(46歳)、「よく食事などに連れて行ってくれたひとまわり以上年上の男性から、ダイヤの指輪をいただきました。バブル時代だからこそだと思います」(49歳)など、ブランド物や貴金属が“貢物”として女性に捧げられたバブル時代の華やかな“武勇伝”が飛び出した。一方、自分で購入したものとしては、1位「バッグ」(59%)、2位「アクセサリー」(51%)、3位「財布」「腕時計」(33%)に。注目したいのは、その金額。自分で「バブルのお宝」を購入した人に限定して「1点当たりの最高購入金額」を聞いたところ、51%が「10万円以上」と回答。「自分で好きなものを迷わず買えた」(51歳)時代だからこそ、大きな買い物もできたことがわかる。さらに、そんな「バブルのお宝」が「10点以上ある」と回答した人は、約4人に1人にあたる23%にも上った。各家庭には高額で購入した「バブルのお宝」が複数眠っている様子がうかがえる。

■「バブルのお宝」の約8割がタンスに埋蔵!

次に、そんな「バブルのお宝」の現在の状況をたずねた。まず、「『バブルのお宝』すべてを、現在も使っていますか」ときくと、78%が「使っていない『お宝』がある」と回答。購入当時1点あたり10万円以上するものがあるにもかかわらず、8割近くが「使っていない『お宝』あり」という、非常にもったいない結果となった。さらに、『バブルのお宝』を売ろうと思ったことがあるかを聞くと、ほぼ半数の48%が「『バブルのお宝』を売ろうと思ったことがある」と答えた。使えなくなった「お宝」は売ってしまいたいと考える女性も多いようだ。

そこで、自分で「バブルのお宝」を見積もってもらったところ、半数以上の55%が「10万円以下」になると考えていることがわかった。バブル時代は高額でも、意外に控えめな見積もり金額に収まっていることがわかる。

■約8割が「店にわざわざ持っていきたくない」

そこで、「『バブルのお宝』を低く見積もりがち」な理由を探るべく、その実態をたずねると、75%が「デザインが(今、自分で身につけたり、持ったりするには)古臭いと思う」と答えた。具体的には、「模様が派手なシルクスカーフは今時のものではない気がする」(47歳)、「アクセサリーのデザインが派手すぎて、買う人がいるのかと思う」(48歳)などのバブル時代特有の派手さがハードルとなっているようである。さらに、「結構なお値段の品物なので、リサイクルショップに持っていって、タダ同然で引き取ってもらうのもちょっと寂しい気がする」(46歳)という意見も見られた。

実際に、「『バブルのお宝』を売りに出す場合、質屋やリサイクルショップなどのお店に行くことは面倒だと思いますか」と聞くと、約8割にあたる78%が「そう思う」と回答した。デザインが古臭かったり、派手すぎたりして高く売れなそうな「バブルのお宝」のために、わざわざリサイクルショップや質屋まで行って売ろうとは思わない…。そんな女性たちの思いがうかがえる。

【調査概要】
調査期間:2016年6月21日〜6月24日
調査対象:1965年〜1970年生まれの“バブル世代”の女性で「バブルのお宝」を現在お持ちの500名
調査方法:インターネット調査

文/編集部