「最近ちょっと髪質が変わった気がする…」
「元々は剛毛で、今でもサイドはしっかりとあるのに、てっぺんだけがなんだか頼りないな」

 そんな悩みを持っている男性も多いだろう。ところで「薄毛」の境界線はどこにあるのだろうか? 結局、どこからが「薄毛」なのか? おでこの広さ、何cmを超えたら「薄毛」判定になるのか? 他人の目線も気になるし、何を基準と考えればいいのか、難しいところだが、男性と女性の判断も異なるようだ。キュレーションマガジン「M Style」が全国の女性100名を対象に行なったアンケート調査によると、意外な結果となった。

 調査では、画像(イラスト)の男性の中でどこからが薄毛だと思うかを聞いたところ、1番が13票、2番が59票、3番が14票、4番が9票、5番が5票、となった。

■「おでこ」の範囲が基準?細くなった髪を伸ばすのは逆効果?

 今回のアンケートでは、約6割の女性が「2番」のタイプからを薄毛だと思うと回答した。

・横はあってもおでこがはげて見えてきているので、薄毛だと判断しました。(20代/女性/専業主婦)
・毛が細いところが多いと薄いと感じる。さらにその細い毛が長めだと余計にそう感じる。(20代/女性/専業主婦)
・1番もきわどい感じだが、2番からは完全におでこが後退しているので。(30代/女性/パートアルバイト)
・前髪が明らかに後退していっているのでM字で禿げていくよりも2番の方が毛がない面積が広くみえるので薄毛だと思います。(20代/女性/無職)

 横の髪の毛があっても、おでこの範囲が広がってきているという印象をもった場合に、薄毛と感じる女性が多いようだ。そして、薄毛部分の細くなった頭髪が伸びていると、なお一層薄く感じられるという回答も見られ、隠したいと思うケアが逆効果になりかねない。

 また、M字型の方が前髪が残っている分、薄毛の部分が少なく見えるとの意見もあり、本来のおでこ近くに頭髪があるかどうかが、薄毛かどうかの境界線になっているのかもしれない。

■M字型でも、後退範囲によって印象はさまざま

 次に多かったのは「3番」と「1番」でほぼ同数、次いで「4番」「5番」の順となった。

「3番」については、
・生え際が後退していると薄毛の印象が強くなる。額が広いと言える範囲ではないと感じた。(10代/女性/学生)

「1番」については、
・生え際が、一般的なおでこのラインより後退している部分があるので薄毛だと思います。(40代/女性/専業主婦)

「4番」については、
・頭上から見た図で、てっぺんからおでこが広く感じられる部分で薄いと思う。(20代/女性/専業主婦)

「5番」については、
・なんとなくですが、はっきりと薄毛だと言えるのは5番くらいからだと思います。(40代/女性/専業主婦)

「3番」と「1番」のタイプはほぼ同数でしたが、どちらともM字型で、生え際が後退している位置によって薄毛の印象が違ってくるようだ。「4番」のタイプは、上から見た状態で薄毛の部分が広いと感じる点、「5番」に至っては薄毛とはっきりと言えるのはこれくらいとの意見もあり、こちらは境界線というギリギリのライン上ではないとの判断のようだ。

■ズバリ!女性が男性を薄毛だと判断する基準

 アンケートの回答をみると、女性が薄毛かどうかを判断する基準は、おでこのラインにあるように見受けられる。おでこが広いと感じ、細く長い頭髪で隠しているという印象をもつと、薄毛だと感じてしまうようだ。M字型も後退してきたというイメージをもたれてしまうようだが、おでこ近くに頭髪がある分、薄毛感は少ないという意見も見られ、前から見たおでこの範囲が、印象を左右しているようだ。

 また、20〜30代では、「薄毛になってきてるのかな?」「元々生えていただろう部分に髪がなくなっている」「薄毛予備軍」など過去や将来を想像し、薄毛だと判断する意見も見られた。薄毛が気になる、改善したいと思っている人は、ちょっとした毎日のお手入れからはじめてみよう。

 医学的には「薄毛」の明確な定義は存在しておらず、自身の主観や他者の感想的な意味合いでしかない。つまり本人が薄毛と思うかどうか、その薄毛を不安視するかどうかが全てで、最終的には気持ちの問題が大きいと言わざるを得ない。

 男性型脱毛症(AGA)とは加齢に伴って前頭部から後退する“M型”と頭頂部から拡大する“O型”の2パターンに分類され、最終的にはそれらが融合してしまうもの。客観視することが非常に難しいため、少しでも不安を感じたなら主観的に一人で悶々とするより、専門の医療機関に相談するほうがいいかもしれない。

◎調査概要
■調査元:M Style
■調査地域:全国
■調査対象:【性別】女性
■調査期間:2015年07月01日〜2015年07月15日
■有効回答数:100サンプル

文/編集部