興行収入100億円突破など、アニメ映画『君の名は。』の話題が毎日世間を賑わせてますが、その対抗馬として有力視されているのが、センセーショナルなテーマを扱った人気漫画の映画化作品『聲の形』。2日間で興行収入約2億8,000万円を記録する好スタートを切りました。またスタジオジブリ最新作『レッドタートル ある島の物語』も公開されるなど、ビッグタイトル続きの今年のアニメ映画ですが、次に話題をさらうのはどの作品でしょうか!?

実写化もされた人気漫画の3DCG作品『GANTZ:O』(10月14日公開)

死んだはずの人間達と謎の星人との壮絶な死闘を描く『GANTZ』は、2000年から2013年まで週刊ヤングジャンプにて連載され、全37巻、累計発行部数2000万部を超える大ヒットとなった奥浩哉によるSFコミック。2011年には二部作で実写映画化もされた人気作品です。

『GANTZ:O』は、特に人気の高いエピソード「大阪編」がフル3DCGアニメーションになるとあって、ファンは話題騒然! 本作の総監督を務めるのは、「TIGER & BUNNY」のさとうけいいち。監督は、3DCGアニメ映画『エクスマキナ』(2007年)のCGディレクターを担当した川村泰。脚本は「ライアーゲーム」シリーズの黒岩勉。製作陣は、アニメファンにはお馴染みの鬼才揃いで、期待が高まるばかりです。原作ファンはもちろんのこと、多くのアニメファンが劇場に詰めかけることでしょう。

また、ドレスコーズが手がけるテーマ曲「人間ビデオ」も、作品の世界観にマッチしていてとにかくカッコイイ!と評判。原作ではかなり後半のエピソードととなる「大阪編」ですが、GANTZを見たことがない人でも楽しめる脚本となっています。GANTZファンの人もそうでない人もぜひ、劇場に足を運んで大迫力のフル3DCGアニメーション『GANTZ:O』の世界にどっぷりと浸かってみては。

30億ダウンロードゲームがアニメに!『アングリーバード』(10月1日公開)

全世界で30億ダウンロードされたモバイルゲームが、フルCGでアニメ映画化。お馴染みのキャラクター、怒りんぼうのレッド、お調子者のチャック、小心者のボムの3匹が、いじわるなピッグたちに奪われた卵を取り返すべく大奮闘! 大冒険を繰り広げる姿が描かれます。ユニークで個性的なキャラクターたちが、小さなモバイル画面から抜け出し、スクリーンで飛び回る姿は、愛らしいことでしょう。

日本では劇的なヒットこそ遂げていないものの、世界で最も成功したモバイルゲームと評され、世界各国でグッズ化、アニメ化などのメデイアミックスを果たしているアングリーバード。国内でも映画公開決定後、いたるところでキャラクターグッズを目にするようになりました。親子で、カップルで、友達同士で。小さなお子様からご年配の方まで、世代を問わず幅広い層が楽しめるため、爆発的ヒットが見込める注目作品です。

すでに全米No.1含む世界48ヵ国No.1大ヒットを記録。世界中で愛される魅力いっぱいのバードたちの活躍をお見逃しなく! レッドの動く眉毛も必見です!

のんの声が予告編でも好評!『この世界の片隅に』(11月12日公開)

能年玲奈改め“のん”が主演声優を務めることで話題を集める『この世界の片隅に』は、第二次世界大戦中の広島県呉市を舞台としたこうの史代による漫画作品原案のアニメ映画。

同作は絵を書く事が大好きな18歳の少女、すずが顔も知らぬ男性の元へと嫁ぐところから始まります。いわゆる戦争ものではなく、その時、その時代に生きた少女の日常と恋の物語。戦火の中、大切なものが奪われていく日々、健気に生きる主人公すずとすずを取り巻く人々のかけがえのない大切な日常の物語です。

同作が本格復帰第一作となるのんですが、監督である片渕須直が声を聞いた時「のんさん以外のすずは考えられない」と確信しての大抜擢。柔らかなタッチのイラストとのんの声色が、優しい世界を創りあげます。

また同作は、映画化するにあたりクラウドファンディングというネット上で支援者を募り、資金を集めることのできるサービスを活用。多くの人々の心を掴み「この映画が見たい」の生の声が形となっての待望の映画化です。

『君の名は。』『聲の形』の驚異的な人気の要因は、アニメファン以外の一般層からの支持が大きいと言われています。そういう意味では、『この世界の片隅に』はビッグタイトルを凌く一作となるかもしれませんよ!

(文/miyu@HEW)