“悪党がヒーローになる”映画『スーサイド・スクワッド』が全米で大ヒットし、日本でもカッコイイ!と評判に。これまでにない新感覚な設定のヒーロー作品が、日本の漫画・アニメ界でブームになっています。今回は日本で人気の「ちょっと変わったヒーロー作品」をご紹介しましょう。

1:「TIGER&BUNNY」(タイガーアンドバニー)

特殊能力を持つ「NEXT」と呼ばれる能力者がヒーローを職業として活躍する世界を描いたのが、この「TIGER&BUNNY」。主人公2人の活躍やヒーローの絆を描いてじわじわ認知度を上げ、テレビシリーズ終了後も劇場公開映画化されたりと、いまだに高い人気を誇るこの作品。最大の特徴は、何といってもそれぞれのヒーローにスポンサーが付いていて、実在の企業や商品ロゴがヒーローのスーツに描かれていること。皆さんにお馴染みのナショナルブランドがそれぞれのヒーローのスポンサーになっている設定はとても斬新で大きな話題となりました。
スポンサーのイメージアップのために活躍するというストーリーもなんだか面白いですよね。 この「タイバニ」(TIGER&BUNNYの略称)。ハリウッドで実写リメイク作品が制作されることも決まっています。元々多様な人種が登場する作品のため、ハリウッド実写リメイク版も、違和感なく観ることが出来そうです。

2:「ワンパンマン」

こちらの作品は、世の中に「ヒーロー協会」という組織があり、試験を受けて合格するとヒーローとして活動できるという世界という設定。主人公のサイタマは、あることをきっかけに3年間のトレーニングの末にヒーローの力を手にした男性。ちなみにこの主人公のサイタマが全ての敵を一撃で倒すことから「ONE PUNCH(ワンパン)‐MAN」というタイトルになっています。どうしてもヒーローに見えない風貌の主人公(丸坊主。3年に及ぶトレーニングで頭髪がなくなったとのこと)や、その力を手に入れた方法。また、やる気のない態度などどれもヒーロー作品とは思えない点が非常に面白く、若い読者に受け入れられたもよう。

3:「僕のヒーローアカデミア」

こちらは週刊少年ジャンプで連載中の人気マンガです。登場キャラのすべてが「個性」と呼ばれる超能力を持ち、その能力を悪用する者を取り締まる職業が“ヒーロー”という世界。ヒーローに憧れながらも生まれつき「個性」がない少年が強くなっていく姿を描くサクセスストーリーです。作中では、敵のことを「ヴィラン」と呼んだり、ヒーローのコスチュームや画面演出などにアメコミのテイストを取り入れており、それらが日本的な漫画表現と融合することで斬新な印象になっています。 日常にヒーローが存在する、また自分がヒーローになれる世界って、やはり憧れのシチュエーションですよね。

いかがでしたか? これからも続々とあらたなヒーロー像を描いた作品が登場しそうな漫画・アニメ界。今回ご紹介しました作品、今のうちにチェックしてみてはいかがでしょうか?

●文 ロックスター佐藤