人生の中で1等賞を獲った経験はありますか? かけっこ、部活動、プレゼン…さまざまな機会において、「1位になれて嬉しかった!」、または「負けて悔しかった」と思ったことは、誰しもあるはず…。10月22日より公開の『金メダル男』は、その過程を内村光良が原作・脚本・監督・主演を兼ねて表現する渾身のコメディ。主人公の秋田泉一は、小学校の徒競走で1等賞を獲って以来その幸福感の虜になり、書道、絵画、鱒のつかみ取りなどあらゆる分野で1位になりますが、中学生以降は七転八倒な人生が待ち受けていて……。
 実際のウッチャンは、過去のトークイベントで「笑いにおいてはやっぱり何か賞を取りたい」とコメント。得意分野で頂点を目指したいという思いに共感する人は少なくないのではないでしょうか。いっぽうで、芸能界には意外な1等賞歴をもつ俳優やアイドルも存在します。そんな芸能人たちの驚きの賞歴をのぞいてみましょう!

綾野剛が猛ダッシュ…県大会で優勝!

ミステリアスな雰囲気が魅力で、あまり熱血的なイメージのない綾野剛。実は中学・高校で陸上部に所属し、中学時は岐阜県大会の800m競技で優勝、高校時は駅伝で優勝しています。その俊足ぶりは俳優の仕事においても活かされているようで、映画『奈緒子』(2008)では、三浦春馬演じる天才ランナーのライバル役で登場し、駅伝大会のシーンで見事な走りをみせました。また、「ミンティア」のCM出演時には表参道を15秒ほどで疾走! 今後もさまざまな役で自慢の走りを見せてほしいものです。

HKT48指原莉乃はやっぱり1位の女?吹奏楽で金!

大分の強豪校とされていた中学の吹奏楽部に所属。バストロンボーン奏者として参加した県大会で金賞を獲得しています。今年のAKB48選抜総選挙では史上初の連覇で3度目の1位を獲得したさっしー。祖父が亡くなった悲しみを述べながら、「あらためてトロフィーを持って、大分に帰って、1位になったことを報告したいと思います」とコメント。故郷へ何度も錦を飾っているさっしーはやっぱり凄い!

元モー娘。辻希美&加護亜依が腰を回してギネス認定!?

2003年放送の日テレ系「ウンナンvsモー娘。激突視聴率獲得サバイバル生でハッスル挑戦TV」番組内でのこと。辻希美が円周12.8mの巨大フラフープを30秒間回す世界記録に挑戦し、見事ギネス記録を更新。その後は一時フランス人に記録を破られるも、2004年に加護亜依とペアで挑戦し、記録を塗り替えています。しかし2005年度版のギネスブックに掲載された辻の名前は謝って「Tsuju」と記載されたとか。

お笑い芸人も瑛太も…みんなプロサッカー選手になっていたかも?

芸能界にはプロレベルのサッカー経験者が多く存在します。お笑い芸人・ペナルティのヒデとワッキーは強豪校の市立船橋高校サッカー部で出会い、ともに国体優勝。タカアンドトシのタカは、中学時代はGKを務め北海道大会で優勝。俳優の瑛大は地元の少年サッカークラブに所属し、中学時に都大会で最優秀選手賞を獲得しています。高1で辞めた際にコーチに「おまえは一生すべてのことを中途半端にする」といわれ、その言葉を払拭しようと、その後は俳優の道を必至に目指してきたそう。

過去に意外な分野で輝いてきた芸能人たちも、その陰では並々ならぬ努力や挫折を味わってきたことでしょう。映画『金メダル男』の劇中では、挫折を繰り返して大人になった泉一が語る「でも俺バカだから、今でも一等賞を獲りたいんだ!」という言葉にジンとさせられます。最近、何かに向かってひた走る意欲を失っていた…そんな人は、ぜひウッチャンの勇姿を観てみてください。

(文/藤岡千夏@H14)