北海道のイクラ、豊後の寒ブリ、越前のカニ、三河の鰻……各地の名産品をどんぶりに仕立てた垂涎の味が一堂に集まる「全国ご当地どんぶり選手権」。高級食材もたっぷりの品が、ハーフサイズとはいえ500円で楽しめるうえ、参加者の投票で日本一が決まるとあって、年々人気が高まっている。

『ツーリズムEXPOジャパン2016』会場で行われた第8回の予選会で、しのぎを削った16のどんぶりを紹介する!



●寒ブリ漬け丼(熱めし丼) ★
大分県 豊後水道かまえ直送活き粋船団
元は漁師のまかない飯。分厚く切った寒ブリを、しょうゆダレに漬けてご飯にのせるという豪快さ。カツオ出汁をかけて食べると味わいが変化して2度おいしい。唯一、8年間連続で本選に進出している人気ぶり

●とろサーモンといくらの親子丼 ★
北海道 札幌 九兵衛
地元札幌で、そのおいしさと豪華さで有名なスペシャルどんぶり。とろっとしたサーモンとプチプチのイクラの歯ごたえの違いが絶妙。通常は1500円の品が、ハーフサイズ500円で食べられるとあって、長蛇の列ができる

●秩父わらじ豚味噌丼 ★
埼玉県 秩父駅弁研究会
「わらじ」の名前の由来は、のせられたとんかつが、わらじ並みの大きさだから。かつにも味噌漬けにも、古くから地元で愛される甘辛いタレのかかった「みそぽてと」を、少しずつ付けて食べるのがおすすめ!

●名古屋コーチン親子丼 ★
愛知県 名古屋 鳥開
鶏料理専門店「鳥開」の名物。オリジナルブレンドの国産米や九州産のかつおぶしを使った秘伝のダシなど、こだわりの材料と、職人技の「とじ方」で、ふわとろの親子丼が完成した。中央に落とした生卵のとろみで、食感も味も変わるのがたまらない

●小田原 黒天丼 ★
神奈川県 じねんじょ蕎麦 箱根 九十九
見た目の「黒さ」が目を引くが、その色は「秘伝のタレを長い年月、日々継ぎ足してきた証し」とか。色も味も濃厚なごま風味のしょうゆダレが、ご飯に合う。エビ、野菜など、小田原の名産も堪能できて大満足!

●ちょっと贅沢な「飛騨牛そぼろ丼」
岐阜県 飛騨牛 匠
岐阜県産の黒毛和種の中でも最高峰と言われる「飛騨牛」をそぼろ状にしてのせた一品。濃厚なすき焼き味と卵のとろみが調和

●淡路牛と北坂鶏の玉子とじ
兵庫県 淡路島と喰らえ
牛肉に鶏肉、さらに米も卵もすべて淡路島の食材だけで作られている。日本一と名高い淡路玉ねぎの自然な甘みが卵によく合う

●三河一色産鰻まぶし丼 ★
愛知県 鰻ま屋
古くから鰻の名産地として知られる三河一色産の鰻が、愛知のたまりしょうゆをベースにしたタレに浸され炭火焼きに。味わいのしっかりあるどんぶりは、ワサビを少し付けると、おいしさがさらにアップする

●だいせん☆てんこ盛りA5すき焼き丼 ★
鳥取県 大山山麓観光推進協議会・かば
大山町をはじめ鳥取県の食材だけを使用している。特に肉は、最高品質のA5ランクの和牛。黄身の下に見える白い部分は、白身ではなく自然薯のとろろで、具と一緒にいただくと、食感もやさしくマイルドな味わいに

●越前漁火 かに海鮮丼 ★
福井県 日本料理 一乃松
海産物で名高い越前(福井)。地元で知られる日本料理の名店・一乃松の秘伝のタレで漬け込んだイカ、ブリ、イクラとカニがたっぷりのっている。バランスのよいやさしい味で、口いっぱいに海の香りが広がる

●中津からあげ丼 ★
大分県 職人のからあげ 華鳥
からあげの聖地・中津市発祥の、薄い衣が特徴の中津からあげと、からあげ南蛮、大手羽が合わせて4つものっている、ボリューム満点のどんぶり。どのからあげも、外側はサクッとして噛むとジューシーな肉汁があふれる

●牛たんまかない丼
宮城県 利久
牛タンの老舗・利久が、仙台名物の牛タンを薄切りにして食べやすくしたオリジナルどんぶり。イベントでしか味わえない一品

●千葉らぁ麺ごはん
千葉県 千葉県応援プロジェクト
蘇我の「千葉らぁ麺」特製スープが染み込んだご飯にラーメンの具材がマッチ。スープをかけてお茶漬け風にしてもおいしい

●下関フグ刺しぶっかけ丼
山口県 ふくの河久
高級食材の代名詞・ふぐの刺し身が酢飯にのった超ぜいたくなどんぶり。本場・下関のふぐの上品な味わいを気軽に堪能できる

●比内地鶏親子丼
秋田県 秋田比内や
肉厚で濃厚な比内地鶏を炭火でしっとりと焼き、卵は1人前に3個も使用。米はあきたこまち。秋田の名産がいっぱい楽しめる

●隠岐島の寒シマメ漬け丼
島根県 離島キッチン
新鮮なスルメイカの刺し身を、特製のイカの肝しょうゆダレで和えた漁師飯。コリコリとした歯ごたえが、たまらない逸品だ

★印の9どんぶりが予選を突破。本選は2016年1月に 東京ドームで開催される「ふるさと祭り東京2017−日本のまつり・故郷の味−」で開かれるので、いまから“予習”するもよし、待ち切れずに現地を訪れるもよし!

※週刊朝日  2016年10月14日号