八戸市が2019年秋の供用開始を目指す屋内スケート場のこけら落としとなる国際大会の誘致で、小林眞市長は22日、日本スケート連盟の橋本聖子会長に、20年の「世界オールラウンドスピードスケート選手権」の開催を希望する意向を伝えた。橋本会長は「連盟として実現に向けやっていく」と述べ、国内候補地としての選定に前向きな考えを示した。 この日は、上京した小林市長らが連盟評議員にスケート場の概要などを説明。「国際大会ができるレベルのスケート場で、競技人口の拡大などにも貢献できる」とアピールし、橋本会長に誘致への協力を依頼する文書を手渡した。 橋本会長は取材に「日本にとっても悲願のスケート場。大会の誘致で新たな氷都・八戸のスタートになればうれしい」と評価。「こけら落としの大会は大事であり、連携を考えれば国内の他が手を挙げることはないだろう」との見通しを示した。他国との争いについても「日本での開催は喜ばれている。八戸もプッシュできる」と自信を見せた。 国際大会の誘致が一歩前進したことについて、小林市長は「実現に向けて今後も盛り上げ、『世界の八戸』となるよう体制を整えたい」と強調した。 選手権は1889年から続く大会で、毎年2月から3月上旬に開かれている。市によると、世界各国から選手や役員約100人の参加が見込まれる。 日本連盟は17年4月1日までに国内候補地を決定。各国の連盟が提示した候補地の中から、国際スケート連盟が同年6月に決める見込みだ。【写真説明】日本スケート連盟の橋本聖子会長(左)に世界大会開催への協力を要請する小林眞八戸市長(中央)=22日、東京都内