縄文時代に思いをはせて一句—。是川遺跡の文化や風景を題材にした「是川縄文の里俳句大会」の表彰式が22日、八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館で行われ、大人の部1位には八戸市の三野宮照枝さんの〈もみづるや化粧ふこころは太古より〉、学生の部1位には是川小3年林脩人(しゅうと)君の〈いのってる土ぐうとぼくとあげはちょう〉が選ばれた。 大会は同市の八戸縄文保存協会(栗村知弘会長)の主催。是川遺跡への関心を高めてもらおうと、初めて企画した。7月中旬から8月末までの間に、大人の部に市内外の106人から211句、学生の部に小中学校の児童生徒778人から1136句が寄せられた。 選者は高橋千恵さん、吉田千嘉子さん、三ヶ森青雲さんら7人が務めた。 表彰式では、栗村会長が「是川遺跡の縄文文化と、八戸の伝統ある俳諧を結び付けることで、もっとたくさんの人に魅力を発信できると思う」とあいさつ。各部門の上位入賞者それぞれ5人に栗村会長と伊藤博章教育長から表彰状と記念品、選者からは色紙が贈られた。 1位に選ばれた林君は、アゲハチョウが羽を重ね合わせている姿と、合掌土偶のポーズが似ていることに着目。「自分の思ったことを俳句に込めて、みんなに伝えられるのが面白いと思った」とにっこり。 同館の古舘光治館長は「是川地区には四季を通していろんな魅力があるので、俳句と合わせていくことで関心を持ってもらえるきっかけになれば」と、期待を込めていた。 投句作品は同館2階に展示し、自由に閲覧できる。 総合2位以下の入選者は次の通り。(敬称略) ◇大人の部=②今陽子(八戸市)③日野口晃(十和田市)④佐藤富佐恵(八戸市)⑤五日市勉(同) ◇学生の部=②菊地陽向(白鴎小6年)③柏崎大和(同5年)④木村育美(白山台中2年)⑤鈴木悠吾(根岸小4年)【写真説明】表彰式後に記念撮影をする出席者