外務省の対日理解促進交流事業「カケハシ・プロジェクト」の一環で、米国の大学生・大学院生が11日から、八戸市や南部町を訪れている。13日は同市の八戸酒造を見学し、日本酒の文化や海外進出の取り組みなどについて関心を深めた。 同事業は米国の学生に日本の政治、経済、文化、外交政策などに関する理解を促し、帰国後に日本の正しい姿や魅力を発信してもらうことを目的とする。 今回は121人が来日。このうち、八戸にはカーテージ大とコロラド大ボルダー校ビジネススクールの学生50人が訪れ、11日から4泊5日の日程で企業視察などを展開中。事業を受託した日本国際協力センターと南部町のNPO法人青森なんぶの達者村がコーディネーターを務める。 八戸酒造では、歴史的な酒蔵を見学した後、同社の銘柄「陸奥八仙」などを試飲。日本酒の歴史や醸造方法などの説明を受けた。 駒井庄三郎社長は、参加した学生に「日本酒を世界の方々にどんどん広めていきたい」とPRした。カーテージ大のローガン・フランクさん(22)は取材に「今まで飲んだ日本酒の中で、今回の酒が一番飲みやすくておいしかった。米国ではすしが人気なので、一緒にアピールすればもっと広がると思う」と話した。 この後、一行は八戸市の「はっち」を見学、南部町に移動して民泊を体験した。15日に八戸をたつ予定。【写真説明】日本酒の試飲を楽しむ米国の大学生ら=13日、八戸市の八戸酒造