経営感覚に優れた農業者の育成を目的とした「八戸農業ビジネスナイトセミナー」が11〜13日、八戸市の「はっち」で開かれた。初日はIT大手ヤフー・ショッピングカンパニースタートアップ営業部の白山達也さんが講師を務め、市場が拡大する電子商取引(eコマース)への参入メリットや、実店舗との経営の違いを説明した。 白山さんは、eコマース市場は成長を続けており、同社の運営するヤフーショッピングの出店料が無料になるなど、参入しやすくなっている状況を説明。青森県内での活用は一部にとどまっているが、立地が関係ない点も強調した。 一方、「出店は簡単だが、ライバルも多い。売るのは簡単じゃない」とも。実店舗よりも他店と比較されやすいため、消費者が購入を即断即決できるような商品を用意することが重要とした上で「創意工夫、発想次第で商材はつくれる」と呼び掛けた。 同社公共サービス事業本部の佐藤真司さんは、宮城県石巻市などで展開する、eコマースを活用した同社の復興支援の取り組みを紹介した。 セミナーは市が八戸学院大の協力を得て、2012年度から実施。この日は農業者や企業経営者ら約70人が参加し、真剣な表情で耳を傾けた。【写真説明】ヤフーの担当者がネットショップの活用を呼び掛けた「八戸農業ビジネスナイトセミナー」