10月10日(月・祝)、「AKB48グループユニットシングル争奪じゃんけん大会」が、神戸ワールド記念ホールで行われた。

島崎遥香が年内卒業を発表したため、98名で争われた今年の「じゃんけん大会」。8回目にして初めて関西・神戸での開催となった。さらに、各ブロックの優勝者7名がユニットデビューするという初の試みで開催された。

決戦前のライブでは、オープニングを昨年の女王・藤田奈那が『右足エビデンス』を披露した他、卒業を発表した島崎遥香がセンターを務める最新シングル『ハイテンション』も初披露され、決戦の前から会場を盛り上げました。

Aブロックの開幕試合では、総選挙の公約で披露したギャル姿になった兒玉遥(HKT48・H/AKB48・K)に酒井萌(SKE48・E)が勝利。第2試合では、伊豆田莉奈(AKB48・4)と柏木由紀(AKB48・B/NGT48・NIII)がそれぞれ「こち亀」の両さんと秋本・カトリーヌ・麗子に扮し、個人戦のじゃんけん大会でありながらコンビ芸を披露。酔っ払いサラリーマンに扮した田名部生来(AKB48・B)が、あれよあれよというまに勝ち進みユニット選抜入り。酔いが完全覚めたように、自身が一番驚いていた。

Bブロックでは、プリキュアのコスプレで登場した渡辺麻友(AKB48・B)が、栃木県佐野市のゆるきゃら“さのまる”とともに登場した福士奈央(SKE48・E)にいきなり撃沈。「こんなにあっけなく…すみません」とプリキュアに謝罪することに。受験を控え、二つの意味で必勝祈願をした野澤玲奈(AKB48・4)が激戦を制した。

Cブロックは、1回戦で東由樹(NMB48・M)とのNMB48同士対決を制した渋谷凪咲(NMB48・BⅡ/AKB48・4)が、勢いそのままにユニットメンバー決定戦に進出。決定戦では、開催地・神戸のJリーグチーム・ヴィッセル神戸のマスコット“モーヴィ”とともに戦ってきた小嶋真子を倒し、ユニット選抜入りを果たした。

Dブロック。人気読者モデルりゅうちぇるのコスプレをした峯岸みなみ(AKB48・K)は、ぺこ&りゅうちぇる本人とともに参戦するも、2回戦で敗退。1回戦勝利後、段を踏み外して派手にコケてしまうハプニングが尾を引いたようだ。このブロックは最新シングル『ハイテンション』で初の選抜入りを果たした込山榛香が勢いを見せ、今度は自分の拳でユニット選抜の座をつか
んだ。

Eブロックには、インドネシアのじゃんけん大会を制したJKT48のシンカ・ジュリアニ(JKT48・KIII)がはるばる海を渡って参戦するも、あっさり1回戦敗退。しかし通訳として登場した仲川遥香(JKT48・J)は、ちゃっかり10月15・16日に行われるAKB48劇場でのJKT48出張公演を宣伝していった。HKT48やチーム8が同門対決を繰り広げた中、横山由依総監督(AKB48・A)たちに勝った湯本亜美(AKB48・K)がトーナメントを制した。

Fブロックでは、藤江れいな(NMB48・M)が、ちょっと強面のお父さんとともに大阪食い倒れ太郎風の衣装で登場し会場を沸せた。同じ15期生の達家真姫宝(AKB48・B)と市川愛美(AKB48・K)に勝利した福岡聖菜(AKB48・B)がユニット選抜入りを果たした。

最終Gブロックは、2年連続1回戦で顔を合わせることになった岩立沙穂(AKB48・4)と山田菜々美(AKB48・8/A)は、今年も岩立が勝利。昨年の覇者・藤田奈那(AKB48・K)、東京で舞台を終え駆けつけた入山杏奈(AKB48・A)は、ともにいきなり1回戦敗退。辞退した宮脇咲良(HKT48・KIV/AKB48・A)に代わり登場した謎の「さくさく仮面」は、3回戦で敗退すると、結局正体が宮脇自身だったことをあっけなく告白した。総選挙で31位に入りシンデレラガールとなった竹内彩姫(SKE48・KII)が、じゃんけん大会でも輝きを見せユニット選抜入りを手にした。

各ブロックを勝ち上がり、ユニットメンバーの座を獲得した7名によるセンターの座を賭けた最終決戦は、あらためて組合せ抽選が行われ、ユニットセンター決定トーナメントへ。最後の一戦は、田名部生来が湯本亜美と合いまみえる形となり、田名部が勝利。始まる前から涙目だった田名部は、力強く”グー”で頂点に立った。田名部は、勝利するとさらに大粒の涙を流しながら「やりましたー!」と絶叫。「たなみん!」コールが響く中、「どっきりですか…」「今日のお酒は絶対に美味しいです」などと嗚咽しながらコメントすると、それまで勝負の緊張感が張り詰めていた会場が、一気に笑い声に包まれた。

<田名部生来 優勝コメント>
「AKB48 3期生の田名部生来と申します。一応、関西の滋賀県出身です。本当にみなさん、こんな老いぼれというか古いメンバーなんですけれども、一生懸命「たなみん」コールをしていただいてありがとうございます。言っていいのか分からないですけれど、私のことは嫌いになっても、AKB48のことは嫌いにならないでください。ありがとうございました!」

(C)AKS