秋元康氏が新たなアイドルグループを総合プロデュースする。

AKB48グループおよび公式ライバルグループである乃木坂46、欅坂46の総合プロデューサーである秋元康氏が次にプロデュースするのは、リアルアイドルからデジタルアイドルだ。

今回は、数々のヒットアニメを輩出してきたアニプレックスと、乃木坂46、欅坂46が所属するソニー・ミュージックレコーズと組んで、2次元の新たなアイドルグループを立ち上げる。

メンバーは総勢8人のキャラクターで構成。キャラクターデザインは、現在大ヒットとなっている映画『君の名は。』のキャラクターデザインを手掛けたことでも知られる田中将賀をはじめとする、アニメ界屈指のクリエイター8名がそれぞれ1人のキャラクターを担当する。

10月17日(月)よりオープンしているオーディション特設サイトでは、各キャラクターはシルエットで表現されており、オーディションの1次審査の応募締切りまでに、「SHOWROOM」で配信される特別番組にて、その姿が発表される。応募は、国内在住の15歳から25歳までの女性を対象とし、1次審査から最終審査(5次審査)を経て、キャラクターに命を吹き込む声優として、一緒にアイドル活動するメンバーを決定する。

<秋元康氏コメント>
「存在しないアイドル」
80年代のアイドルがイメージの中の偶像だとすれば、ネットが普及した現代のアイドルは日常の中の実像に近い。SNSで発信されるメッセージは、言葉を選んではいるが本音が見え隠れする。

大人たちがプロテクトしようとしても、リアルタイムで発信される情報は実物大の彼女たちそのものである。露出する写真をマネージャーが選んだり修正する時間はない。

インスタグラム等で“ありのまま”の姿が拡散されるのだから、もはや、イメージ戦略など通用しない時代なのだ。

ならば、フィクションのアイドルを作ろうと考えたのだが、今回のプロジェクトである。”デジタルアイドル”というと、CGなどの最新技術から発想される場合が多いが、今回のプロジェクトはキャラクターやストーリーや楽曲作りから始まっている。

あくまでも、「もし、こういう女の子がアイドルを目指したら・・・」というアイデアがベースだ。存在しないアイドルだからこそ、究極の非日常を描くことができる。

こんなルックスの女の子がいたら?こんなことを言うアイドルがいたら?こんなスキャンダルを起こすアイドルがいたら?素晴らしいキャラクターデザインの先生方と一緒にフィクションだからこそできる新しい時代のアイドルをプロデュースしようと思う。

<株式会社 アニプレックス 代表取締役 岩上敦宏 コメント>
秋元康さんのプロデュースで、描かれたキャラクターたちがどんな物語をつむぎだすのか。未知の世界です。楽しみです。

<ソニー・ミュージックレコーズ 代表 辻野学 コメント>
21世紀に入ってからずっと音楽業界が探し求めてきたイノベーションがようやく見つかった気がします。

◆各キャラクター名とキャラクターデザイン
シルエット左から右
■河野都(こうのみやこ) キャラクターデザイン:細居美恵子/「灰と幻想のグリムガル」「ねらわれた学園」「あいうら」
■斎藤ニコル(さいとうにこる) キャラクターデザイン:深崎暮人/「冴えない彼女の育てかた」
■佐藤麗華(さとうれいか) キャラクターデザイン:こやまひろかず(TYPE-MOON)/「Fate/Grand Order」「魔法使いの夜」
■滝川みう(たきがわみう) キャラクターデザイン:堀口悠紀子/「けいおん!」「たまこまーけっと」
■立川絢香(たちかわあやか) キャラクターデザイン:さくら小春(QP:flapper)/「ガールフレンド(仮)」
■戸田ジュン(とだじゅん) キャラクターデザイン:田中将賀/「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」「君の名は。」
■藤間桜(ふじまさくら) キャラクターデザイン:カントク/「変態王子と笑わない猫。」「ガラスの花と壊す世界」「まじかるすいーとプリズム・ナナ」
■丸山あかね(まるやまあかね) キャラクターデザイン:小原トメ太(QP:flapper)/「ガールフレンド(仮)」