NMB48不動のエース山本彩抜きで開催されたコンサート「いつまで山本彩に頼るのか?」。満員に出来れば山本以外からセンターを次回シングルで選ぶという、まさに山本彩の一人勝ちを象徴するようなイベントだったが、満員には出来ずに次作、山本のセンターが決定した。今後のNMB48を左右するイベントを経て、次世代センター候補の一人である矢倉楓子が感じた想いとは?

−山本さんは、次のシングルでセンター、そしてソロアルバムの発売、ソロでツアーを行います。まさに、「山本彩祭り」となる年末が来ますね。

矢倉
そうなんですよ、嬉しい半面、ヤバイヤバイおいてかれてる、ってなっていて。ファンの方からしたら彩さんが「一人でも余裕だし、NMB48辞めてもいんじゃないの?」って雰囲気になっているのを感じます。悔しいですよ。

−やっぱり焦りはありますか。

矢倉
総選挙とか、AKB48選抜とかで頑張っている彩さんにはみんなも「頑張れ!」ってなると思うんですけど…ソロだと応援はしているものの、一人だけ飛び抜けてしまっているし、ヤバイなあって気持ちも強いですね。

−神戸での「いつまで山本彩に頼るのか?」では、惜しくも221枚足りずに、やはり山本彩に頼らなければいけない状況になってしまいました。

矢倉
今回のソロとこのコンサートも重なって「やっぱりNMB48は彩さん一強なのか」っていう現状がメンバーだけじゃなくファンの皆さんにも伝わっているのが危機感の原因だと思います。

−だいぶ離されましたかね?

矢倉
だいぶ見えなくなりました(笑)。でも、わかったのは、一人で立ち向かうのは絶対に無理なんですよ。だから、みんなでかかっていくというか、それが出来るのがNMB48の良いところだと思うんです。そこで団結できて…一人一人はライバルだけど、彩さんに負けないぞっていうところで一つになれると良いですね。

−みんなで山本彩を倒す、すごい話ですけどね(笑)。

矢倉
そう、ちょっと言い方があれですけど(笑)、みんなが一体になれるチャンスだと思います。もちろん、彩さんも仲間だけど、越えていく存在として。

−そもそもですけど、センターってなんでしょうね?

矢倉
お、深い。

−というのも、矢倉さんはダブルセンターを経験しているわけじゃないですか?ならば、センターって一人でなくてもいいわけで、そもそも何なのか?

矢倉
でも、ダブルセンターをやらせて頂いてわかったのは、やっぱり一人のほうがいいってことです。単独センターがいい。

−ダブルセンターはどうでした?

矢倉
ダブルセンターでも序列はあるんですよ。わたしは、そういう意味では本当のセンターにまだなれていないって思ってます。みなさんがどう思うかわからないですけど、美瑠さんがいてわたしは2番目だったと思っています。実際に体験したわたしとしては、凄くうれしいですけどきつい環境だと思います。選んで頂いてるのに生意気なんですけど(笑)。

−まあ、ただ他のアイドルグループでもここまでセンターが取り沙汰されることも少なく、面白いですよね。

矢倉
そうですね、これは48グループの醍醐味だと思うし、そう考えると総選挙もめちゃくちゃ面白いですよね。あえて順位つけるって、いいですよね。

−前田敦子さんと大島優子さんのバチバチのセンター争いから今につながる中で、そのバチバチが出来るのが、いまのNMB48なのかなとも思います。

矢倉
なんか、面白くなってきた。みるきーさんがまだいた時は…もっと言えば、菜々(山田)さんがいた時なんかはずっと同じやったし。NMB48が変わってきましたね。わたし、ずっと4番手だったんです、だから一番よくわかるんです。その頃は4番手で満足していたし、ああ、やっぱ抜かせへんのやなって思ったんです。でも、いまはそういう壁もないというか…なんか、そういう序列ってのがなくなったなと思います。前だったら、彩さんがどんどん行っちゃったら「頑張って!」って感じやったと思うんですけど、いまはみんなが「いやいや、待ってよ」ってバチバチ感が出てきていると思います。

−バチバチはいいですね。山本さんって、みんなから相談受けたりするんですか?高橋みなみさんみたいに。

矢倉
う〜ん、どっちかって言うと、菜々さんのほうがたかみなさんっぽかったです。彩さんは静かに背中を見せてくれるというか、でもコンサートとかではビシっと言ってくれたり、ここぞってときにみんなを引っ張ってくれる存在です。

−矢倉さんの、個人的な一番押せるところってどこでしょうか?

矢倉
ギャップだと思います。全部むっちゃ弾けてやります。暗そうでおとなしいイメージに見えるんですけど、YNNとかでビヨンセも踊るし、マイケル・ジャクソンにもなる予定だし、うにうに祭りしたり、マイナス40度の中でアイス食べたりもします。でも、舞台上では完璧なアイドルでいます。清楚系だねってファンの方に言われても、虫食べたりもしますし。

−虫!公演も見ないといけないですね。

矢倉
そう、実はこの前なんですけど、チームMの公演にうーか(加藤夕夏)がまたぎ公演って形で出てくれて、うーかのファンの方が初めてM公演に来て頂いたみたいなんです。そしたら、「楓ちゃんの周りだけスモークがなくなっていたんだよ」ってわざわざ握手会で教えに来てくれて(笑)。

−オーラで?

矢倉
わたし、力強く踊るんで。

−ダンスの風圧で!

矢倉
そのファンの方も「うーかじゃなくて、楓ちゃんだけずっと見ちゃったよ」ってわざわざ握手会で教えに来てくれて(笑)。「スモークがなかった」って言葉が初めて聞いたので、すごい印象に残っているんです。

−最後に、総選挙での副賞で貰ったマクドナルド1年分なんですけど。

矢倉
あれ、関東でしか使えないことが解って…。

−え?大阪では使えないんですか?

矢倉
わたし、凄く喜んでいたのが家族に食べさせてあげたいってのがあって…NMB48のドキュメンタリー映画に出てちょっとだけ有名になった弟にお腹いっぱい食べさせてあげたかったんです。横浜アリーナでやっと頂けたんですけど、注意書きをよく見たら大阪では使えないってカードに書いてあって。

−まさか、念願のハンバーガー一年分を貰えたのにそんな落とし穴が…。

矢倉
そう、だから弟には貰えたことは言ってないんですよ(笑)。こうなったら、このハンバーガーを頂けたのはファンの皆さんのおかげなので、皆さんに配りたいなと思って。

−え?一日一個だけしか貰えないわけではないんですね。

矢倉
なんか、頂いたのがカードで366枚入っているんです。だから、いま考えているのはマクドナルドさんに企画書も出すので、関東で配るイベントとか出来たらいいなって考えているんです。スタッフさんにも、わたしがプレゼンするのでどうでしょうかね?

−まあ、何にせよ弟さんにお腹いっぱい食べさせられるように、有名になればいいですよね。

矢倉
そうですね、頑張ります(笑)。