「NMB48 6th Anniversary LIVE」初日公演が神戸ワールド記念ホールにて開催された。タイトルのとおりに、NMB48の6周年を記念するコンサートとなっている。

ここ最近、人気を誇っていた渡辺美優紀の卒業を経て、センターでエースで大黒柱で、圧倒的な人気の山本彩に続く、センター争いが注目されていたNMB48。

今回のコンサート初日では、しっかりと各メンバーが存在感を示していた。

太田夢莉は、そのビジュアルの良さと笑顔の弾けるパフォーマンスで目を引き数十メートル先からも可愛さが際立つ。パフォーマンスも向上している中でエースの貫禄を見せた。復活を強く意識している城恵理子は常に全力で会場を所狭しと踊る。薮下柊はキラキラと太陽のような輝きを見せ、ダンスも激しくファンの目線を引きつける。完全にNMB48のムードメーカとして中心的な役割を担っている。

白間美瑠は圧倒的な存在感を放ち、会場のどこにいてもひと目で分かるほどのオーラを出している。センター発言以降、確実に白間は覚醒し、この6周年記念コンサートでしっかりとファンにアピールしている。

そして須藤凜々花。要所でバランスをとるMCをし、また天性のセンスがある表現で場を盛り上げていく。今回、須藤はこのコンサートにドリームズ・カム・トゥルーをゲストに呼んで『大阪LOVER』を一緒に歌うという企画を考え提案、良いところまで話は進んだと話し7周年のコンサートでは「ドリカムさんを招けるくらいに、グループ売れるぜ」と絶叫。この独特の感性は、いまのNMB48にとって大きな武器となることは間違い無い。

また、研究生を中心に披露した『純情U-19』はセクシーなダンスもしっかりとこなし、少女の揺れ動く色っぽさをしっかりと表現。パフォーマンスのレベルが確実に上がっていることを証明した。特に渡辺美優紀の『やさしくするよりキスをして』を歌った山本彩加はそのアイドル性の高さと恐ろしいまでの度胸の良さを魅せ圧倒。その山本は、チームNへのスピード昇格もこの日発表され、期待の高さを実証した。

とは言っても、この日パフォーマンスでもMCでも目立っていたのは山本彩だった。山本のアイドルとしてのパーフェクトなバランスを考えれば、すぐに山本彩不在でもコンサートが成立する、ということにはならない。

しかし、これまでのコンサートやライブから考えると、山本が矢面に立つ場面は少なくなった印象だ。それぞれのメンバーがしっかりとパフォーマンスでもMCでも活躍し、その状況を笑顔で見つめながら、時には軌道修正をする役目に山本彩が回る場面が多かった。

今回の「NMB48 6th Anniversary LIVE」初日コンサートでは上西恵の卒業や組閣など、大きな動きがあった。その中でも、今後の課題であり目標でもある「山本彩に頼らない」コンサートや活動をしっかりと出来ることを証明したのではないだろうか?NMB48は大きな一歩をこの日、踏み出した。次世代のセンター・エース候補と言われるメンバーがしっかりと活躍した中で、2日目のコンサート、そして今後がより楽しみになった。

写真(C)NMB48