新宿の中心地から歩くこと15分。落ち着いた街のなかにあらゆるジャンルの店がそこかしこに並ぶこのエリア。その中から、ここ1年でオープンしたお店を中心に覆面調査。そこで見つけたコストパフォーマンスが高くて、もちろん美味しい店をご紹介します。

撮影/西?進也
取材/菜々山いく子

三丁目の名店の姉妹店は本店と裏腹の大人な店
ナドニエ


『どん底』の国内唯一の姉妹店として、6月1日にオープン。クラシックで重厚感あふれる雰囲気の中、100種を超えるカクテルや、60種類ものウイスキーなど、豊富なアルコールを愉しめる。また料理も充実しており、本店の名物であるミックスピザはそのままメニューに残しながらも、より手間ひまをかけた、洗練された味を打ち出している。気軽に1杯から食事まで幅広い利用が可能だ。2時間飲み放題付きのコースは3500円(6名以上)とお得。店名はロシア語で「どん底」を意味する。




ココも注目!
本店は新宿の老舗居酒屋『どん底』


1951年(昭和26年)創業。新宿を代表する酒場で、三島由紀夫や黒澤明など、この地を愛した数々の名士が通ったことでも知られている。一風変わった店名はロシアの作家、ゴーリキーの有名な戯曲から。通称“ドンカク”と呼ばれる「どん底カクテル」をはじめ、名物メニューも多い。昭和の面影を色濃く残す、味のある店内の雰囲気も愉しみたい。





都心の喧騒を離れていただくクラフトビールと上質の燻製
燻煙 Smoke Dining 新宿御苑店


「燻製とは素材の臭みを消し、旨みや風味を凝縮させる調理法と考えています」と語るのは、オーナーの野口ひとしさん。素材にあわせ、燻し時間や温度をきめ細やかに変えている。たとえば、「自家製ベーコン」は20種類以上の香辛料に漬け込んでから、60℃程度の中温で6〜8時間かけて燻すのに対し、「燻製しめさば」は冷燻といわれる30℃前後の低温の煙を当てる。燻製後は風乾などの処理をほどこし煙の匂いをあえて飛ばすことで、どの素材からもチップの香りがおだやかに立ち上る。




ココも注目!
料理に使われる燻製調味料が買える


店頭では「燻製オリーブオイル」(1296円)や、「燻製醤油」(1080円)、「燻製塩」(734円)などを販売している。どれも深い香りをもち、ほんの少量を足すだけで家庭の味が一気にグレードアップ。他に、「燻製ミックスナッツ」(1080円)などのつまみもある。