日本で最も早く紅葉の季節を迎えるのが北の大地・北海道。
澄み切った空気が満ち満ちて、空の青と紅葉のコントラストがなんとも言えぬ美しさ。雄大な自然の中で秋を感じたい。

2016年9月19日〜10月18日(特別公開)
紅葉の時期にだけ公開される秘密の庭園
福原山荘[鹿追町]




澄み切った青い空と秋色が深まる福原山荘の美しい庭園


十勝地方の知られざる名所が福原山荘の庭園である。普段は私有地のため入ることはできないが、紅葉の1カ月だけ一般に開放される。8万5000?の広大な敷地に500本以上のヤマモミジが植えられていて真っ赤に染まる景色は見事である。庭園を所有しているのは地元の名士・福原治平氏。庭園の管理は氏の美術コレクションを展示する福原記念美術館が行っている。


ふくはらさんそう
北海道河東郡鹿追町北爪幕 鹿追自然ランド向かい
?0156-66-1010(福原記念美術館)
開園時間/9:00〜16:00
休園日/期間中無休
料金/無料
アクセス/JR根室本線「新得駅」よりクルマで40分


ちょっと変わった紅葉が楽しめる能取湖の真っ赤なサンゴ草


網走市にある能取湖(のとろこ)はオホーツク海とつながる湖沼である。湖畔はアッケシソウ(サンゴ草)の群生地となっており、9月中旬〜下旬にかけて真っ赤に染まる姿を見られる。色づきの不良に悩まされていたが、地元観光協会や東京農業大学などが共同で水路の設置、入排水の整備を行って改善に成功。2015年に復活宣言を行った。





10月上旬
北海道で一番標高の高い国道
三国峠[上川町・上士幌町]




紅葉に染まる天空の橋


まるで天空に延びるような道が印象的な知る人ぞ知る峠。
標高1139mと北海道で最も高い国道であり、黄葉に染まった樹海と国道の松見大橋(写真)は絵画のようである。10月中旬が見頃でダケカンバ、イタヤカエデ、ウラジロナナカマドなどが紅葉する。通年通行可能だが、2016年の台風の影響で三国峠カフェより先は10月上旬に開通予定。

みくにとうげ
北海道上士幌町字三股番外地
?01564-4-2224(上士幌町観光協会)
散策自由
アクセス/道東道「音更帯広IC」よりクルマで1時間50分


10月上旬
画家が愛し続ける景色
画家の庭 [中富良野町]


額縁のなかに収まりきらない夕紅葉の情景


風景画家の秘密の庭


富良野盆地の西、旧奈江小学校を利用した個人美術館・北海道風景画館。20年にわたって主宰している風景画家の奥田修一さんと妻シルビア・アギーレさんが二人で造ってきた庭があり、2017年から公開を予定。正式オープンに先駆けて2016年はプレオープンを行う。冠雪をたたえた大雪山を遠望し、紅葉に染まる周辺からの絶景は心の癒しとなるだろう。


がかのにわ
北海道空知郡中富良野町奈江無番地
?0167-44-4477(北海道風景画館)
開館時間/9:30〜16:00
休館日/無休(10月中旬〜4月下旬は休館)
アクセス/道央道「滝川IC」よりクルマで1時間20分
※正式なオープンは来年度より。2016年は10月8・9・10日にプレオープン予定。