もっともコンパクトなアルファロメオである「MiTo(ミト)」に、限定100台の特別仕様車「Regare(レガーレ)」が登場した。ミトは、アウディ「A1」やMINIなどが属するプレミアムBセグメントのなかでも、アルファロメオらしいスポーティなキャラクターが際立つ3ドアの小型ハッチバック。レガーレは、このミトにさまざまな特別装備を追加しながらお買い得な価格が設定されている限定車だ。

「Mitoコンペティツィオーネ」をベースに人気の仕様や装備を追加した特別仕様車


2006年のパリサロンで発表された世界限定500台のピュアスポーツカー、アルファロメオ「8Cコンペティツィオーネ」。ミトは、コンパクトかつキュートでありながら、どこかこの希少な高性能スポーツカーの面影を感じさせるスタイリングを持つ。

2009年に日本デビューした当初は、155psを発生する1.4Lターボエンジンに6速MTが組み合わされる「ターボスポーツ」のみの導入だったが、その後、アルファロメオ初のデュアルクラッチトランスミッション「アルファTCT」を搭載した「スプリント」や「コンペティツィオーネ」、そして170psを発生するハイパワーモデル「クアドリフォリオヴェルデ」などのバリエーションを展開。







また、コルサイエローのボディカラーを纏った「イモラ リミテッドエディション」、ブラックルーフが特徴の「クアドリフォリオヴェルデ リミテッドエディション」といった数々の限定モデルも発表された。今回のレガーレは、コンペティツィオーネをベースに、人気の仕様や装備を追加した特別仕様車である(メイン写真)。


特別装備な満載の「Mitoレガーレ」の価格はベースモデルから据え置きの330万円


レガーレのボディカラーは、アルファロメオの象徴である「アルファレッド」、マット調の「ビアンコスピノホワイト」、そして重厚感ある「ブラック」の3種類が用意された。レッドは40台、ホワイトとブラックはそれぞれ20台の台数限定となっている。

このボディカラーに組み合わされるインテリアは、落ち着きのあるナチュラルカラーのFrau製レザーシート。特製のアロマディフューザーもセットされ、あらゆるドライブシーンで快適さと癒しを提供してくれる。エクステリアでは、「Alfa Romeo」のロゴが輝く専用デザインの17インチ「マルチスポーク」アロイホイールが目を惹く。

さらに、万が一の事態に役立つドライブレコーダー、いまや必需品となっているETCユニット、駐車時に役立つバックアイカメラも搭載した。これらのアクセサリーは通常8万3000円のオプションだが、レガーレはベースモデルのコンペティツィオーネから据え置きの330万4800円という価格設定。この限定車ならではの特別価格こそ、レガーレの一番の売りだろう。





「レガーレ」という車名は、イタリア語で「王」や「王室」を意味する。もともとミトは、使い勝手の高いコンパクトハッチであると同時に、ときに「じゃじゃ馬」とも称されるなど、走りも愉しめるクルマ。そこに、王室のような気品とプレミアム感が加わったのがレガーレだ。まさに、欲張りでお得な1台といっていいだろう。