カナダで9月8日〜18日(現地時間)に開催された第41回トロント国際映画祭で、エマ・ストーン&ライアン・ゴズリング共演「ラ・ラ・ランド(原題)」が最高賞にあたる観客賞を受賞した。

 「セッション」でブレイクしたデイミアン・チャゼル監督が、ロサンゼルスを舞台に描くミュージカル。女優志望のミア(ストーン)と、ジャズピアニストのセバスチャン(ゴズリング)が衝突しながらも、恋に落ちる姿を描く。8月31日〜9月10日にイタリアで開催された第73回ベネチア国際映画祭では、オープニング作品に選出され、ストーンが最優秀女優賞に輝いた。

 米ハリウッド・レポーター誌によれば、観客賞次点はガース・デイビス監督、デブ・パテル主演の「ライオン(原題)」、次々点はミーラー・ナーイル監督の「Queen of Katwe(原題)」。日本からは李相日監督×渡辺謙主演の「怒り」、西川美和監督×本木雅弘主演「永い言い訳」(スペシャル・プレゼンテーション部門)、黒沢清監督の海外初進出作「ダゲレオタイプの女」(プラットフォーム部門)が出品されていた。

 トロント国際映画祭の観客賞は、映画祭期間中に作品を見た一般客の投票によって決まる賞で、受賞作はアカデミー賞の有力候補になる可能性が高いことから注目が集まる。昨年の観客賞受賞作「ルーム」は、主演女優のブリー・ラーソンがオスカーを獲得。過去には、「それでも夜は明ける」「英国王のスピーチ」「スラムドッグ$ミリオネア」などが、トロント国際映画祭で観客賞を受けた後、アカデミー賞作品賞に輝いている。

 「ラ・ラ・ランド(原題)」は2017年2月からTOHOシネマズみゆき座ほか全国で公開。