俳優の加治将樹が、福士蒼汰主演で唐々煙氏の人気漫画を実写映画化する「曇天に笑う」に出演していることがわかった。「犲(ヤマイヌ)」の隊員で、豪放らい落な性格から周囲にはムードメーカー的存在として親しまれる犬飼善蔵役を演じ、本格時代劇アクションに初挑戦する。

 「踊る大捜査線」「幕が上がる」で知られる本広克行監督がメガホンをとり、2011〜13年に「月刊コミックアヴァルス」(マッグガーデン刊)で連載された同名漫画を映画化。明治維新後の滋賀・大津を舞台に、300年ごとによみがえる大蛇(オロチ)を封印するために立ち上がった曇天三兄弟、明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊・犲、大蛇を利用し政府転覆を目論む忍者集団・風魔一族の三つ巴の戦いを描く。

 映画「サムライフ」では体重を25キロ増やす役作りに挑み話題をさらった加治が、度量が広く大胆、主に素手で戦うという豪快なキャラクターに扮する。「原作を読んだイメージの通り愛される犬飼を演じられたのではないか、と思います。もちろん100の力は出しました!」と胸を張り、「剣や銃のなかに素手という、かなり捨て身なスタイルではありますが、だからこそ生まれた人間っぽさや、生々しいアクションはかなり良いスパイスになっているのではないかと思います」と明かしている。

 一方で、「『犲』キャストは皆身長が大きいので、原作では一番でかいはずの犬飼が、まさかの一番小さいという、どうにもならない問題はありましたが」と吐露。それでも、「気持ちと気分は一番大きくしたつもりなので、そこは大目に見てくださいませ」と呼びかけ、撮影現場を「男だけということもあり、特に『犲』はかなりうるさかったのではないでしょうか。そこは心から申し訳ない気持ちであります」「しかしおかげさまで、あそここうしましょ、こうしたら面白い、という意見交換も皆で出来、とてもありがたい現場でした」と喜々として振り返っている。

 「曇天に笑う」は、中山優馬、若山耀人、古川雄輝、桐山漣、大東駿介、小関裕太、市川知宏らが共演。2017年に全国で公開予定。