志田未来と竜星涼のダブル主演で感動の実話を映画化した「泣き虫ピエロの結婚式」が9月24日、全国13館で封切られ、2人をはじめ共演の新木優子、御法川修監督が東京・シネマート新宿での舞台挨拶に立った。

 「日本感動大賞」の第4回(2014年)大賞に選ばれた実話を映画化。皆を笑顔にすることを夢見る見習いピエロの佳奈美(志田)と、透析患者で自身の運命を悲観する陽介(竜星)の純愛を描く。

 「胸キュンしたシーン」を問われた志田は、竜星におんぶされるシーンをあげ「撮影しても、実際に見ても1番キュンとした。竜星くんは肩が広いので、お父さんにおんぶされてるみたい(笑)。安心感がありました」と述懐する。竜星は「喜んでいいのかな」と苦笑いを浮かべ、思わず「皆さんキュンとしました?」と観客に確認。客席から多数の手が上がると「参考になりました」と胸をなで下ろした。ふたりの親友役の新木は、佳奈美と陽介の結婚式の場面を紹介し「2人そろっての晴れ姿が目に残っている。あんな結婚式を挙げたい」とほほ笑んだ。

 さらに志田は、初日を迎えた心境を聞かれ「撮影して大事に大事に温めてきたものを、今日皆さんにみていただけて嬉しく思っています」と喜びを噛みしめる。一方の竜星は、撮影時を振り返り「透析の病院に行って、先生の話を聞いた。実際の透析患者の皆さんは週に3回通院しなければならない。少しでも体感したかったので、1カ月の間、週3回決められた時間に病院を行き来した。いかないと死んでしまう、そういったことを踏まえて行くと、『行きたくないな』とかではすまされない。もどかしさみたいなものを、1カ月という短い期間だが感じることができた」と感慨深げに明かした。

 またこの日は、主題歌「咲かないで 泣き虫ピエロの結婚式 Ver.」を担当したバンド「WHITE JAM」も登場し、同曲を生披露した。切なげな歌声で場内を魅了したボーカルのSHIROSEは、「映画と重なって泣きそうになりました」と感無量の面持ち。志田は「舞台挨拶来たことを忘れるくらい聞き入ってしまいました。『泣き虫ピエロの結婚式』は『咲かないで』に支えられているなと思いました」と感謝を口にした。