俳優の佐藤健が9月26日、東京・109シネマズ二子玉川で行われた主演映画「何者」の学生限定試写会に、プライベートでも親交の深い原作者・朝井リョウ氏とともに出席。美容家のIKKOサプライズ登場し、人差し指を振りながら「どんだけ〜!?」ならぬ「何者〜!?」と言い放ち場内を沸かせた。

 平成生まれの作家として初めて直木賞を受賞した朝井氏の同名小説を、佐藤、有村架純二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之の豪華キャストで映画化。就職活動を通じ自分が何者なのかを模索する大学生たちの恋愛、友情、裏切りを、SNSを交えてリアルに描いた。

 この日は物語にちなみ、3人が大学生の悩み相談を受けることに。「自己PRが苦手」との声が上がると、佐藤は「僕は就活未経験者なので、(回答を)パスします。今作の撮影で自己PRやったときに、リアルにこれをしろと言われたら、と思った」と苦笑い。一方で大学在学中に小説家デビューし、卒業後は大手企業に入社した経歴を持つ朝井氏は、「就職活動を通して思ったことは、コミュニケーション能力は“文章力”だと思った」と明かし、「しゃべっている間に主語と述語がねじれてしまう就活生をよく見ました。それがないだけで、理路整然としゃべることが出来ます。そのためには本をよく読むこと。私の本を買って、読んでください」と商魂たくましくアピールしていた。

 さらに友人とルームシェアしている学生からは、「佐藤さんと朝井さんとIKKOさんがルームシェアしたらどうなる?」との質問が。佐藤は「IKKOさんとであれば、できるだけ広い部屋に住む」と即答したものの、「お風呂場が華やかになりそう」と満更でもない様子。IKKOが「クセになりますよ〜」と擦り寄ると、佐藤は「ドキドキした」と後ずさりし、「そもそも、IKKOさんの場合ルームシェアという言葉がふさわしいかどうか。同棲、実験、研究……?」と首を傾げていた。

 また、「大学生活で熱中できることを探すためには?」と聞かれると、佐藤は「ダンスやったらいいよ」とキッパリ。その理由を「僕の好みだから。ダンスできる女性が好きです」と明かし、朝井氏から「あなたの好みじゃないですか」とツッコミを入れられた。そんな朝井氏は、自身の趣味であるバレーボールを提案。しかし佐藤に「自分が朝井リョウということを隠して、地元でママさんバレーに参加しているらしいですよ。ママさんたちを研究対象として見ているんだろ!?」と暴露され、「偶然言う機会がなかっただけですよ」とタジタジになっていた。

 「何者」は、10月15日から全国公開。