漫画家・山本直樹が内田百けんの短編小説「山高帽子」を基に描いた同名コミックを、七里圭監督が、2007年に映画化した「眠り姫」。同作の10周年を記念し製作された、5.1chサラウンド&HDデジタルリマスター版での特別上映が、11月5日から4週間限定で行われる。

 つぐみ、西島秀俊、山本浩司が声で出演し、夢と現実の境界線を見失っていくヒロインの心象風景を、画面に姿を見せない登場人物の声や気配で描き出していく作品。ソフト化をせず、映画館での視聴体験にこだわって長年アンコール上映を繰り返し、異例のロングランを記録した。

 中学校の非常勤講師・青地は、近頃いくら眠っても寝不足ぎみで学校へ行くのを億劫に感じていた。奇妙な夢を繰り返し見続ける彼女は、やがて現実にまで違和感を覚えるようになる。

 「眠り姫 サラウンドリマスター版」は、11月5日から新宿K’s cinemaで4週間限定公開。