11月8日に大統領選挙を控えたアメリカで、人種問題を描いた新作映画の一部の上映館で投票に必要な有権者登録手続きサービスを提供することになったと、Deadlineが報じた。

 その映画とは今年のサンダンス映画祭で審査員賞と観客賞をダブル受賞した「バース・オブ・ネイション」で、全米公開を行う配給会社のフォックス・サーチライトは、一部の公開館で有権者登録手続きサービスを提供する。若い世代の投票率アップを目指す試みで、League Of Women Votersやthe National Coalition Of Black Civic Participationといった女性やアフリカ系アメリカ人の支援組織が支持している。

 「バース・オブ・ネイション」とは、奴隷反乱を起こした実在の人物ネット・ターナーの伝記映画で、俳優のネイト・パーカーが監督・脚本・主演をこなしている。人種問題をアピールする作品のため、この問題を重要視する候補者に一票を投じさせる狙いがあるようだ。「バース・オブ・ネイション」の全米公開は10月7日。