ヌーべルバーグの伝説的監督といわれるジャック・ロジエの90歳の誕生日を記念し、長編3作品を紹介する特集上映「ジャック・ロジエのヴァカンス」が、10月22日からシアター・イメージフォーラムで開催される。

 「アデュー・フィリピーヌ」(1962)、「オルエットの方へ」(73)、「メーヌ・オセアン」(86)の3作品を35ミリフィルムで上映する。男たちを翻弄するコケティッシュな少女たちの、無邪気で明るく、時にリアルでほろ苦い情景のバカンスを、ドキュメンタリーのように映し続ける作風で知られ、長編デビュー作「アデュー・フィリピーヌ」は、フランソワ・トリュフォーに「ヌーべルバーグの最も成功した作品」と評されている。日本では、2010年の長編短編6作品一挙上映で、多くの映画ファンを魅了した。

 約10年に1本しか新作を発表していない寡作な作家の代表作をフィルム上映で楽しめる貴重な機会だ。「ジャック・ロジエのヴァカンス」は、10月22日からシアター・イメージフォーラムで開催。