「リリーのすべて」のオスカー女優アリシア・ビカンダーが、人気シリーズ最新作「ジェイソン・ボーン」のプロモーションのため来日し、9月29日に東京・港区の結婚式場「八芳園」で行われたイベントに参加した。お笑いコンビ「トレンディエンジェル」の斎藤司とたかしも駆けつけ、10月3日に28歳の誕生日を迎えるビカンダーを祝福した。

 米作家ロバート・ラドラム氏のベストセラーを原作に、記憶喪失となった暗殺者ボーン(デイモン)の戦いを描く大ヒットアクションシリーズの約9年ぶりとなる新作。ビカンダーのほか、トミー・リー・ジョーンズ、バンサン・カッセルら豪華キャストが結集し、今まで語られなかったボーンの過去をめぐるストーリーが展開する。ビカンダーは本作で、CIAの前に突如姿を現したボーンを追跡する野心的なエージェント、ヘザー・リーに扮している。

 ビカンダーは「ミナサンコンニチハ。“アリシアサン”デス(日本語)」とトレンディエンジェル風の挨拶で会場を沸かせ「小さいころから日本に憧れていたの。10代のころ、父と村上春樹さんの本を読んでいたわ。初めて来られて幸せです」と胸がいっぱいの様子。日本庭園が見渡せる会見場に「シンプルでミニマムな美しさ。スピリチュアルなものも感じる。プロモーションというとホテルの部屋ばかりだけど、人生で1番美しい記者会見だわ」と感極まっていた。

 さらに、トレンディエンジェルから誕生花であるモミジ柄の和傘を贈られると「今度は紅葉の季節に来たい。それまではこの傘を見て過ごすわ」とニッコリ。「ハッピバースデートゥーユー!」と熱唱し、ビカンダーを祝った斎藤は「天使かと思いました。好きです」とデレデレ。「マット(・デイモン)よりイケてるわ!」とおだてるビカンダーに「ジャパニーズ社交辞令ですね」と切り返すも「いいえ、私の優しさよ」とさらに上をいく返答をされ、一本取られた表情を見せた。

 「ボーン」シリーズの根っからのファンだと明かしたビカンダーは「『ボーン』シリーズはスパイジャンルに新しいものを持ち込んだ。(過去作との違いは)テクノロジーの進歩。今や、テクノロジーは日常や戦争までも大きな力を持っている。私のキャラクターは、そのシンボルだと思っているわ。本作の1番のテーマは“プライバシーVS治安”だと考えているの」と見解を述べた。

 本作では、CIA長官を演じたジョーンズとの共演も果たしたが「最初は怖いかと思っていたけど、ある日トミー(・リー・ジョーンズ)がiPadを持ってきて『見せたいものがある』というの。そして、生まれたばかりの子馬の写真を見せてくれたわ。そのあと、30分くらい馬の話で盛り上がったの(笑)」とエピソードを明かし、会場を笑いに包んだほか、日本ではジョーンズがCMで有名な点に言及し「まだ見られていないけど、エイリアンの役なのよね? (ジョーンズの出演作)『メン・イン・ブラック』と関係があるのかな」と語った。

 「ジェイソン・ボーン」は、10月7日から全国公開。