俳優の椎名桔平が、ジャレッド・レト主演の新作アクション映画「OUTSIDER(原題)」に出演することがわかった。浅野忠信も出演する、第2次大戦後の日本を舞台にした作品で、椎名は大阪のヤクザ組織の幹部を演じる。

 レトが演じる残留米兵ニックからの視点で、混沌とした戦後日本を生き抜いたヤクザの姿を力強く描く物語。第28回東京国際映画祭コンペティション部門で最優秀男優賞を受賞したデンマーク・ドイツ合作映画「Land of Mine」(邦題「ヒトラーの忘れもの」として12月公開)が注目を集めた、デンマーク出身のマーチン・ピータ・サンフリト監督がメガホンをとる。

 椎名は「今年の5月に本作への出演依頼を頂いてから、来る日も来る日も、この『OUTSIDER』のイメージを頭の中で描いてきました。製作のジョンさんとケンカオさんは、ハリウッドで活躍するプロデューサー。国内外の素晴らしいスタッフ、キャストと共に、世界を魅了する映画を誕生させたいと思っています」と意気込みを語っている。今作が椎名にとって2作目の海外映画出演となる。

 椎名が演じるオロチ役は、ニックの存在を快く思わない、マツオカ組のヤリ手のヤクザという設定で、「戦後の大阪のヤクザ組織の幹部で、組の近代化を推進しようとするも、伝統を重んじる親分や兄弟分との対立を余儀なくされていく、誰をも信用する事の出来ない孤立無援な人物」と説明する。

 プロデューサーのジョン・リンソンは、「アウトレイジ」での椎名の演技を絶賛し、サンフリト監督は「桔平は、この映画のために私が自ら選んだ俳優の一人です。彼は、驚くべき役者で、今回出演してもらえたことを大変光栄に思っています。既に脚本についてはいい話し合いができていますし、彼と仕事ができることを楽しみにしています」と期待を寄せている。