中国の複合企業ワンダグループ(大連万達集団)がゴールデングローブ賞授賞式を手掛ける制作会社ディック・クラーク・プロダクションズと10億ドル規模の買収契約交渉をはじめていると、ハリウッド・レポーター紙が報じた。

 ディック・クラーク・プロダクションズとは、「アメリカン・バンドスタンド」などの人気司会者でテレビプロデューサーとして名を馳せたディック・クラークが立ち上げた制作会社で、ゴールデングローブ賞授賞式やリアリティ番組「So You Think You Can Dance?」などを制作している。近年は、Red Zone Capital ManagementやGuggenheim Partnersなどオーナーが次々と変わっており、現在は投資会社のEldridge Industriesの傘下となっている。

 同社は現在、ディック・クラーク・プロダクションズの売却をめぐりワンダグループと独占交渉中だという。ワンダグループといえば、米映画館チェーンのAMCや、「パシフィック・リム」の制作会社レジェンダリー・エンターテイメントをすでに買収しており、ディック・クラーク・プロダクションズを手に入れることでますますハリウッドでの存在感を増すことになりそうだ。