女優の広瀬アリスが9月29日、主演映画「L エル」の撮影を都内で敢行。新たに出演が決定したモデルで俳優の成田凌との、ドラマティックなシーンに臨んだ。

 成田扮するパン屋の主人は、エルの波乱の人生に影響を与える男性のひとり。この日は、エルとパン屋の主人が心を通わせ、互いの思いを伝え合う重要な場面を撮影した。緊張感のある男女のやりとりを表情豊かに演じた広瀬は、「成田さんとは年齢が近く、空き時間もお話をしながら楽しく共演させてもらいました!」とコメントし、撮影が順調に進行していることをうかがわせた。

 一方の成田も、役作りの一環としてパン作りの修行をし、吹き替えなしで撮影をこなした。「台詞は多くないのですが色々な感情を出すキャラクターなので、監督ときちんとコミュニケーションを取りながら芝居に挑むことができて良かったです!」と満足げに語り、ひとつ年下で主演を張る広瀬に「座長として現場を引っ張っている姿に、とても学ばせてもらいました」と尊敬の眼差しを向けている。

 メガホンをとる下山天監督は、成田が自宅でもパン作りの練習をしていたことを明かし、「真摯な取り組みに脱帽」したとコメント。「とてもリアリティのある撮影ができました。そしてまた彼もエルの人生を最後に左右する役。成田凌しかできない見事なキャラクターを演じております」と期待をあおっている。

 原作は、愛を探し求めた1人の女性・エルの孤独で壮絶な人生をつづった物語と、「Acid Black Cherry」の音楽が絡み合うコンセプトアルバム。「CDショップ大賞2016」の入賞作品に選出され、2015年には物語部分が書籍化されるなど、多方面で話題を呼んだ。映画版では、広瀬が15歳の少女時代から老婆姿までのエルを演じている。

 「L エル」は、11月25日から全国で公開。