米大統領選挙を11月8日(現地時間)に控えるなか、「アベンジャーズ」シリーズで知られるジョス・ウェドン監督が、ドナルド・トランプ氏の大統領就任を阻止するために自らの人脈と資金を総動員していると、ハリウッド・レポーター紙が報じた。

 ウェドン監督は、「Save the Day(「危機を救え」の意)」と題した政治資金管理団体を設立し、100万ドルを寄付。人気コメディサイトFunny or Dieのプロデューサー、ベン・シーハンやホワイトハウスの広報カリ・トゥイッグらと制作チームを結成し、動画制作に取り組んできた。そしてこのほど、「インポータント」と題した動画第1弾が発表された。

 「アベンジャーズ」シリーズのロバート・ダウニー・Jr.、スカーレット・ヨハンソン、マーク・ラファロ、ドン・チードルをはじめ、オスカー女優ジュリアン・ムーアや「ザ・ホワイトハウス」で大統領を演じたマーティン・シーンら有名俳優を起用したもので、ユーモアを交えながら、投票を行うための有権者登録を行うようアピールしている。

 トランプ氏を攻撃したり、対抗のヒラリー・クリントン氏を称賛するのではなく、投票を促す内容に限定した理由を、「有権者の人生にとってもっとも重要な選挙であるのに、みんなが無関心である現状が恐ろしいからだ」とウェドン監督は説明。オバマ大統領が再選した前回の2012年の大統領選挙の投票率は57.5%で、2000年以降で最低を記録。現在も若い有権者層に無関心な人が多いため、彼らを投票所に向かわせるためにセレブリティの力を借りたという。投票日までに15本から25本の動画を発表する予定だという。