女優の高畑充希が、映画「アズミ・ハルコは行方不明」でキャバクラ嬢を演じている姿を捉えた場面写真が公開された。

 山内マリコ氏が2013年に発表した同名小説の映画化で、「百万円と苦虫女」以来、8年ぶりとなる蒼井優の映画単独主演作。国道沿いの寂れた町から、独身OLのアズミハルコ(蒼井)が姿を消したことをきっかけに、ハルコの捜索願のポスターをモチーフにしたグラフィティアートを拡散する若者や、男たちに暴行を加える女子高生集団などが出現。ハルコの失踪前と後の時間軸を交錯させ、現代社会に生きる女性の姿を描き出していく。

 10月1日に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で国民的人気を博した高畑は、今作で蒼井と初共演。キャバクラ嬢として働く20歳のギャル、木南愛菜を演じている。愛菜は、大学を中退して地元に帰ってきたユキオ(太賀)に成人式で再会して恋人関係となり、ユキオと一緒にいたいがために、彼が始めた「行方不明の女の顔のグラフィティ拡散」を手伝うという役どころだ。「とと姉ちゃん」のヒロイン・常子とは正反対の、ド派手なキャバ嬢姿を披露する高畑に対し、すでに作品を鑑賞したマスコミなどからは、「とと姉ちゃん」とのギャップや演技の幅の広さに称賛の声が多く寄せられているという。

 演じた高畑は、「撮影時期は愛菜がわからなくて、ただただがむしゃらだったので、完走した時にちゃんと1人の人間になっていて本当にホッとしました」と述懐。「とと姉ちゃん」から今作の愛菜まで、振り幅の広い演技については「とと姉ちゃんも愛菜も、自分自身とは相容れない部分があるキャラクターだったのでとても難しく、だからこそ余計に愛おしく。そういうチャレンジをこれからも積み重ねていきたいな、と思いました」と気持ちを新たにし、「朝ドラの直後がアズミハルコ、というのは、なんて素敵なタイミングだろう! と。お客さんにニヤッとしていただければ幸せです」と話している。12月3日から全国公開。