堤幸彦監督が演出した舞台を映画化した「真田十勇士」(公開中)の公開記念イベントが10月5日、東京・新宿ピカデリーで行われ、主演を務めた中村勘九郎と共演の加藤雅也、堤監督が出席した。

 元忍者の佐助が、実は腰抜け男だった戦国武将・真田幸村(加藤)を名実共に天下一の武将に仕立て上げようと、抜け忍仲間の霧隠才蔵(松坂桃李)や全国の猛者たちを引き入れて“真田十勇士”を結成。徳川軍との一大合戦に挑む。

 公開後の反響について、勘九郎は「うちの子どもたちが十勇士の大ファン。舞台では一刀でしたが、映画ではなぜか(笑)二刀流だったので、我が家でも二刀流で立ち回りをしたり、十勇士ごっこを楽しんでいます」とよきパパぶりを披露。物語にちなみ、自身の“ヒーロー”は「やっぱり父親じゃないですかね。常に背中を見ながら育ったので」と亡き十八代目中村勘三郎さんの名を挙げ、「もしこの映画を見てくれたら、きっと喜んでくれると思います」としみじみ語っていた。

 そんな勘九郎に対し、舞台版でも共演する加藤は「年齢は違いますが、芸歴でいえば僕と同じくらい。座長としてブレることなく、現場を引っ張ってくれた」と全幅の信頼を寄せ、堤監督は「天才という言葉が陳腐に聞こえるほど。日本の芸能の宝です」と絶賛していた。

 「真田十勇士」は大島優子、永山絢斗、高橋光臣、駿河太郎、村井良大、荒井敦史、望月歩、青木健、石垣佑磨、加藤和樹、伊武雅刀、佐藤二朗、野添義弘、松平健、大竹しのぶといった豪華キャストが勢ぞろいしている。なお、この日は、「日光さる軍団」のサルたちが駆けつけ、猿飛佐助役の勘九郎との“サル×サル”2ショットが実現した。