映画化もされたヒットコミック「テルマエ・ロマエ」の原作者ヤマザキマリ氏が、宮沢りえオダギリジョー、杉咲花、松坂桃李ら人気俳優が顔をそろえた「湯を沸かすほどの熱い愛」の特製イラストを描き下ろした。

 店主の一浩(オダギリ)が1年前に失踪して以来、休業状態の銭湯「幸の湯」。女手一つで家計を支え、一人娘の安澄(杉咲)を育てる一浩の妻・双葉(宮沢)は、末期がんで余命2カ月と宣告されてしまう。双葉は、落ち込むどころか一念発起。一浩を連れ戻し、学校でいじめを受けている安澄を独り立ちさせると共に、一浩の連れ子・鮎子(伊東蒼)を家庭に迎え入れ、あふれんばかりの愛情を注いでいく。

 「テルマエ・ロマエ」は、古代ローマ帝国の浴場設計技師ルシウスが現代日本にタイムスリップし、銭湯や温泉の仕組みを学んでいくさまを描いたコメディ。「湯を沸かすほどの熱い愛」と同じく、銭湯を舞台にしている。本作をいち早く鑑賞したヤマザキ氏は「お母ちゃんひとりの愛情で、恐らく日本全国中の銭湯の湯を涌(わ)かせることだろう。間違いない」と作品の出来に太鼓判を押している。

 イラストでは、ルシウスが幸の湯に登場するさまが描かれており、「そなたの湯を沸かすほどの熱い愛に導かれて時空を越えてきたぞ!」と全身全霊でラブコールを送るルシウスと、「ちょっ……何この人ッ!?」とおののく双葉や「おかあちゃんこわいっ!!」と震える子どもたちのギャップが笑いを誘う仕上がりになっている。

 「湯を沸かすほどの熱い愛」は、10月29日から全国公開。