世界的に活躍する仏女優メラニー・ロランと活動家のシリル・ディオンが監督を務め、本国フランスで観客動員110万人を記録したドキュメンタリー「TOMORROW パーマネントライフを探して」の予告編が、このほど完成した。ロランとディオンが、子どもたちの将来のために“未来を幸せにするライフスタイル”を求めて世界を旅する様子を収めている。

 フランスのアカデミー賞にあたるセザール賞で、ベストドキュメンタリー賞に輝いた話題作。21人の科学者たちによる「今のライフスタイルを続ければ、人類は滅亡する」という論文に衝撃を受けたロランが、友人ディオンとともに解決策を求めて世界各国をめぐり、そこに生きる人々の生活様式や取り組みを通して、豊かな生活のために行っている小さな行動が、未来を良くしていくのだと発見していく。人類が滅亡しない方法を探し、“新たな暮らし”を提案する、ポジティブな視点で展開されるドキュメンタリーだ。

 本作は農業、エネルギー、経済、民主主義、教育の5つの分野を取り上げ、パーマカルチャー(科学的、技術的な知識を組み合わせて、通常の自然よりも高い生産性を持った“耕された生態系”を作り出すこと)、トランジション・タウン(脱石油社会を目指す運動)、ゼロ・ウェスト(リサイクルと堆肥化でごみを出さないようにする手法)といった新たな取り組みを行っている各分野のパイオニアが登場。彼らの活動を、手描きの図解やイラストを用いて紹介する。さらに自然の美しさ、人々のひたむきな姿や子どもたちの無邪気な表情も映し出す。

 「TOMORROW パーマネントライフを探して」は、12月から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開。